12月から続けてきたバッタの原っぱの冬の草刈が2月25日にようやく終了しました。また新しい1年の始まりです。
草刈はバッタの原っぱの主役であるマダラバッタの好む低いまばらな草地をめざして行っています。刈ったあとにはモズがエサを探しにやってきていました。
草刈のあと、スタッフで今年の予定を話し合いましたが、いろいろ新しい企画が実現できそうです。
先週、京都北山には雪がふったので、まだ名残があるかなと思って比叡山に行きましたが、ご覧の通り日陰にわずかに残るのみでした。
下山はケーブル横からもたて山、紀貫之墓を経由して坂本に降りました。紀貫之墓付近までは尾根筋にモミなどの自然林が連続して見られました。
もたて山は以前キャンプ場があった場所ですが、一度も見たことがなかったので、どんな場所か興味がありました。跡地と思われる場所はすぐわかりました。尾根沿いにひな壇状のテント場が残っています。すごい立地のキャンプ場だったんですね。
このところ比叡山に興味を持っています。比叡山はアクセスがいい場所ですが六甲山ほど自然が注目されていません。であるのでなおさら興味がわきます。
ブナ探訪のフィールドとして六甲山の次に考えているのが比叡山です。それで、いろいろと調べているのですが、六甲山と比べて自然解説がすごく少ない。山頂にあった自然教室も廃止になってしまったし、有名な天然記念物鳥類繁殖地であるけど、あまり比叡山の話は聞かない。自然観察業界では比叡山はあまり省みられていないのか？
昔はマツムシソウなどもあったらしいけどすでに絶えてしまったとのこと。そういえば草地環境はあまりなさそうだけど、これが再発見されればすばらしいだろうな。探索意欲がわいてきました。
