海と緑とこどもたち HONDA ECOACT

地域にこどもたちと自然とのふれあいの場をつくろう!

ヒドリガモは陸上採餌も水面採餌もどちらもできるが

2012-02-26 21:51:34 | 

 琵琶湖の膳所城南側御殿浜からプリンスホテルにかけてのあたりは、この周辺でも水鳥の多いところ。きょうは北風が吹いて湖はやや荒れ模様。

沖合にはたくさんのオオバン。

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オオバンの餌をとりに行くオカヨシガモ。

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オカヨシガモは荒波にめげず、岸近くで採餌中。

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その近くではヒドリガモが陸上の草を食べている。(写真左側)これは先日のブログでも書いたとおり。♂1、♀2・・同じ個体かも。

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一方沖合でがんばるヒドリガモも。

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きょうは荒波で水中の餌が巻き上げられてヒドリガモでも水面採餌がしやすいからか?それともここはほかのカモが少なくて餌がとりやすいからか?

これは植物の茎のようなものをくわえるヒドリガモです。

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ヒドリガモは陸上で採餌ときめつけるわけにはいかない。カモどうしの力関係で陸に出てしまうこともあれば、水上での採餌ができる場合もある。状況・環境しだい。

比叡山や比良山の雪景色がきれいです。

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オシドリ

2012-02-23 10:46:24 | 

 オシドリは森の中でドングリを食べるカモ。しかし、図鑑的データをうのみにするとしっぺ返しを食らうことがある。オシドリは水面採餌もするかもしれない。観察してみないと。

 写真はこの2月に神戸の布引貯水池で撮影したオシドリ。谷が深く暗いため昔から写真家泣かせの場所。この写真も露出不足です。ダムの耐震化工事で一時減少したが、この日は20数羽見かけました。回復してきているみたいです。

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 帰りは市章山から諏訪山公園に出ましたが、途中見える大阪湾のきらめきが美しい。

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久米田池はカモおらず

2012-02-13 10:11:43 | 

2月11日 久米田池

 全然カモがおりません。いる鳥はコサギ、アオサギ、ハクセキレイ、タヒバリ?、ハシボソガラス、カイツブリなど。秋に池干ししてフナなどを捕獲したあと、その後水位はさほど回復しておらず、約三分の一は干潟状態。一見いい干潟ですが、餌になるものはすくないようで、水際でがんばっているのはコサギぐらい。アオサギは諦めたのか流入する川から落ちてくるやつを待つありさま。池干しのあとどうなるのかな。鳥が餌になるものを食い尽くしてしまうのかな?

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ヒドリガモの陸上採餌

2012-02-05 18:54:02 | 

 カモは水面採餌ガモと潜水ガモに分かれることは知られていますが、水面採餌といっても種類によって様々です。最近ヒドリガモが海岸になぜ現れるのかに興味があり、カモの採餌行動を観察してみました。

 これは琵琶湖で見た姿ですが、ヒドリガモは陸上で草などを食べています。ほかのカモに押し出されたとかでなく、陸上を好んでいるようなのです。ここは湖岸の公園ですので、人がよく通ります。人が近付くと水面に逃れ、人が立ち去ったのを見計らって陸上に上がっているのです。陸上での採餌はこのほかマガモもします。

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浅瀬ではオカヨシガモが倒立して底の餌を食べていました。

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ヒドリガモはこうしたことが苦手なのかどうか?

なお、ヨシガモはオカヨシガモよりも沖合に多く、オオバンといる場所が同じように思えました。