御嶽山その２

　先の記事に盛り込めなかった写真などを紹介。

　1枚目は黒沢口方面から見上げた御嶽山山頂。

　2枚目は中の湯の休憩所で見たキセキレイの巣、この回りでは親がさかんに餌を捜していました。

　3枚目は木曽福島の街中でみつけた看板。ツバメを気遣ってるんですね。木曽福島って歴史資源よりもこうした思いやりを中心とした街づくりに可能性があるように思えました。

平城京のツバメのねぐら

　8月8日、自然のみかた研究会で平城京のツバメのねぐらを見に行きました。遷都祭の影響を心配していましたが、ツバメのねぐらの湿地、また他の草地も太極殿前など以外は残されており、思ったよりも草地が残されていました。

　ツバメは今年も多数集まり、これ以上ないという美しい夕景の中で群舞を見せてくれました。

御嶽山

　8月4日5日に木曾の御嶽山に行ってきました。

　御嶽山は関西に最も近い3000m峰ですが、信仰の山であり、自然探訪という点ではあまり話を聞かないのでなんとなくスルーしていましたが、3000mの魅力もあり一度登ってみることにしました。

　田の原から入り山頂で1泊、黒沢口へ降りるというコースを選びましたが、田の原から山頂にかけては残念ながら高山植物や鳥についてはあまり見所はありませんでした。見所は激しく噴き出す噴気孔、山頂に漂うイオウのにおい、高山湖など火山が作った地形でしょう。黒沢口では六合目まで降りました。行きませんでしたがここから下のヒノキの天然林や滝がおもしろうそうでした。それから山麓に多数見られる霊場。やはり信仰の山としての重みを感じさせてくれました。なお、五ノ池方面にはコマクサなどが見られる所があるらしいです。

　しかし、登山口からの高低差が８００ｍほどで甘く見ていましたが、やはり高山、へとへとになりました。

　写真は山頂から見た富士山、噴気孔、日本最高所の高山湖二ノ池、三ノ池と北アルプスです。三ノ池は御嶽山頂のまんなか右手に少し見えています。北アルプスは手前が乗鞍岳、左奥ノ特徴のある三角尾根が笠ヶ岳、乗鞍の右側の右に少し傾いた山頂が槍ヶ岳です。