浜寺公園の新年度の活動が始まりました。きょうの作業は、バッタの原っぱのロープ張りです。この作業の目的は、人の立ち入りを制限し幼虫期のバッタたちが安定して生活できるようにすることと、群落タイプ別の管理区分を明確にすることを目的にしています。幼虫たちの生活の安定という目的について、効果は大です。
きょうの浜寺公園はサクラが満開でした。
京都の大文字山に行きました。ここは京都市民の展望台。たくさんの人々が山に登っていました。山麓ではナラ枯れ処理の跡が痛々しい。
ふもとの霊鑑寺前でアカタテハを見ました。ほかにテングチョウ、山の中でルリタテハも見ました。寒い冬を越して春を迎えたチョウたちです。
きょうの京都はお花見の人々でいっぱい。明日ぐらい満開かもしれませんが、あちらこちらで美しい光景を見ました。
今年初の堺2区自然観察会です。大潮でおもいっきり潮が引きました。こんなに引いたのははじめてです。
イシガレイたくさん出ました。ウナギの稚魚出ました！ウナギのうしろにいるのはミミズハゼです。
かわいいイソギンポ（だったかな？）
帰りに堺市が造成している人工海浜を見てきました。下半分は工事が終わり、上半分を工事中という感じでした。
岩場にスジアオノリらしき海藻がびっしりついていました。これをヒドリガモが食べているんだろうな。
ずっと読もうと思ってきた井上靖の「氷壁」を読んだ。有名なナイロンザイル切断事故をモデルに創作された山岳小説。読後の感想・・理系出身として読んだとき、切断されたロープの断面観察がまず第一ではないかと思うのだがそうしていない、技術的に無理だったのかどうかわからないが、このあたりの展開には不満を感じる。しかし、ナイロンザイルの切断に関する展開はもとの事件とはかなり変えている。たぶん、末尾の解説にあるように、この小説は事件そのものを中心に書かれたものではなく「恋愛小説」であり、事件と鑑定にかかわる科学者は「恋人たちの前にたちはだかる壁」として扱われているからなんだと理解した。
きょうの風はすごかったですね。衛星写真を見ると寒冷前線による雲の帯が日本列島をないでいくのがよくわかりました。昔石津川のハクセキレイのねぐらを調査していたとき、ちょうど寒冷前線の通過にあったことがあります。大阪湾から雲の帯がぐんぐん近づいてきてあっという間に猛烈な雨風に巻き込まれました。
きょうもツバメが飛んでいました。