美人の香り
風が香りを運んでくる季節、
香りに少し敏感になってしまいます。
風が髪をなで、皮膚を滑って行くせいかしらと勝手に理由を
付けておりますが、
アーユルヴェーダ・マッサージ(風のマッサージ効果)と名付けて。
美人の香りって?
1・香りを付けている本人の体を覆い包見込む、香り
2・香りを付けている本人の体を通り抜けて行く香り
の2種類がある気がします。
1・包見込む香りは、西洋的に感じます。
代表してバラの花
バラの香りは、現在147種類発見され
オールドローズを筆頭にフルーツ・紅茶の香りがするものまで
バラエティーに富みます。
バラの元種の花の姿は、日常花屋さんで見る姿と異なり、
けして美しい姿でありませんでしたが、
美しい香りが故に改良を重ねられ、今の姿となったそうです。
愛され続けるバラは、改良され・香りも発見される事と思います。
ちなみに、(スイトピーは、シャネル№5の香り、
カサブランカ(ユリ)は、マリア様の母乳が
こぼれて咲いた花だそうで、甘い温かな香り)
2・体を通り抜けて行く香りは、東洋的に感じます。
ロータス(蓮)の花を取り上げてみますね。
涼やかな甘さとフレッシュな水々さをがある事から、
体の真ん中を通り抜けて行くと表してみました。
スリランカ・キヤンディにある仏歯寺(ブッダさんの歯が納められているお寺)に
参拝した時、納める蓮の花飾りを手にとって感じました。
おまけですが、服装は、肌の露出の少ない白い洋服での参拝がマナーです
日ごろ、蓮の香りを嗅ぐ事は少ないと思います。
花屋さんにも売られていますが、つぼみが一般的で開花までたどり付き
にくい花です。
後は、花が過ぎ種を付けた造形的な姿で店頭にあります。
チャンスがあれば花を、見て下さいね。
また、ロータスの香りを資生堂アユーラ・シリーズで見つけました。^^
日本代表の白檀の香りは、樹液から採取します。
美人の香りって?
風のマッサージ効果と相まって、
もう一度、逢いたくなる人の香りじゃないかしら?
その人だけの生きる姿勢かしら?
けして、ブランド名が表に出ない事、
ブランド名がバレちゃう香りのまとい方をしたら
美人の香りでなくなりそうで心配です。
美人には、ミステリアスな部分があっていいと思うのです。
美人の香りですから。