先日、電車の反対側に座った、女性の手
ネイルはしていませんが、美しい手でした。
何が美しいかと言うと、手の所作が流れるがごとく優雅なんです。
鞄を握る指・ハンカチを取り出す手・膝の上に重ねる手
女性の教養って手に表れると実感しました。
私が20代、お茶のお稽古で、指の運び、肘から手の動かし方を
先生から注意されていた事を思い出し「こういう事だったのね」
と納得しました。
今の私の手ときたら、「女性の手を忘れている」と思い、
バックの下へ隠してしまいました。
今日、お散歩コースの目白庭園前に行くと、お茶の先生に
偶然、お会いする事が出来ました。
誘われるままに、裏千家のお稽古に参加させて頂いたしだいです。
「お茶は、光の気を入れていただき、
5行(木・火・土・金・水)小さな宇宙の世界だそうです。」
日本のアーユルヴェーダだったんですね!
茶の湯が湧く静寂の時間、確かに瞑想の時間にも似ています。
話はそれましたが、美しい手は、教養を語る事を発見した日でした。
自分の手を重ねる時、小指の付け根に、
もう片方の小指の指先を重ねると、指が長く美しく見えます。
これぐらいなら、いつでも、すぐできそうですね。
ハンドクリームもお忘れなく。
シュウメイギク