87純花のブログ

あたりまえの存在、 空や、海や、草花、そして人。 でも、奇跡に近い、あたりまえの事に 心うたれるときがある.(美日記)

紫式部 ムラサキシキブ 

2015-10-08 09:10:51 | ブログ


写真:紫色の実をつけるムラサキシキブ
私は、平安時代の歌人、紫式部の小倉百人一首
“ めぐりあいて 見しやそれとも わがぬまに 雲かくれし 夜半の月かな ”

(やっとめぐり逢う事の出来た 想いの人は 月のように雲にかくれてしまった)という、せつない恋のうたを思い出します
また、紫式部の書いた「源氏物語」は、
天皇となるはずの血筋である光源氏が、母(桐壺)の身分が低い事で、臣下の地位となり
亡き母を想う気持ちと、上昇志向を持ち合わせた光源氏が、身分の高い女性との禁断の恋や多くの女性と恋に落ちます
そして、光源氏の晩年は、光源氏の若い妻を息子にとられてしまう物語です 
紫式部は、「ひとの数だけ、愛の数がある」と言いたかったのでしょうか
散歩道のムラサキシキブは、紫色の実をたくさんつけています


ムラサキシキブの花
おまけ:ムラサキシキブの名前は、
「紫敷き実(むらさきしきみ)」・「紫茂実(むらさきしげみ)」から、ムラサキシキブと呼ばれるようになったそうです

コメント
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