思い出ばなし

私は、花を通じて、花の咲く季節・色・香り・思い出を思い出して頂けたらと思い
ひと月に１回、高齢者の施設にフラワーアレンジのレッスンにうかがっています
誰でも思い出があり、時々思い出すことで人生が豊かに幸せになります
私は、花と重なる思い出話しやお歳を重ねた知恵を分けてもらっているんです＾＾
フラワーアレンジを楽しみながら、人生の先輩に習う事の多さも感じています
例えば、
千葉県・房総の花畑が美しいとか、生け花の流派の説明やら、挿し木は、彼岸によくつくとか
お弁当のサンドイッチには、キュウリに塩をふり、キュウリの水分でパンをしっとりさせる
スイカの外側の白い部分の漬け物・ズイキの調理方法など…
祖父母の年代の方々の思い出話しの中には、いきいきと生きるための力と知恵がありますね
私は、私の知らない祖父母時代の小さな物語・思い出を子供達に伝える年齢になったようです
おまけ：私の父は生前、「人は、思い出の上に生き、家族へ良い思い出を残すために生きる」と
話し、病気（癌）と１５年以上向き合っていました
きょうは、母と一緒に父の思い出（しょうもない笑い話など）をして、盆の送り火です

雨に濡れた街路樹、大きく枝を広げた幹の真ん中から、かわいい葉が顔を出していましたよ＾＾
葉も苔もいきいきと美しく見えます