次の事実に注目します:
(1)基本粒子には本質的に確率的性質がある。
(2)粒子を記述する波動関数ψは、粒子の物理量や物質的属性ではない。
(3)ψは、粒子の確率的性質を反映している。
(4)確率は、測定と不可分の関係にある。
(5)測定は、情報を創発する
(1)基本粒子には本質的に確率的性質がある。
(2)粒子を記述する波動関数ψは、粒子の物理量や物質的属性ではない。
(3)ψは、粒子の確率的性質を反映している。
(4)確率は、測定と不可分の関係にある。
(5)測定は、情報を創発する
波動関数ψは、粒子の粒子的性質および波動的性質に関する未確定情報を表現する波です。
そこで、波動関数ψを量子情報波と名付けます。
波動関数は量子状態の情報を担うので、実体を連想させる波束の収縮という用語の代わりに
量子情報の収縮という用語を使うことを提案します。
そうすれば波束の収縮についての無用な議論は無くなるでしょう。
そうすれば波束の収縮についての無用な議論は無くなるでしょう。
(測定前) 量子情報波は広い空間における量子状態の確率的情報を担う
(測定後) 情報の収縮により一つの測定値情報が確定する
(測定後) 情報の収縮により一つの測定値情報が確定する
粒子情報波仮説のもとでは
(1)粒子は観測前には未確定情報を持つ物質として存在し、
(2)観測後に確定した情報を持つ物質として存在します。
(1)粒子は観測前には未確定情報を持つ物質として存在し、
(2)観測後に確定した情報を持つ物質として存在します。
この見方は、アインシュタインがパウリに対して言った
「月は見ていないときには存在しないのか」
という問に間接的に答えています。
「月は見ていないときには存在しないのか」
という問に間接的に答えています。
詳細は、パソコンサイト 情報とは何か 情報と物質の関係から見える世界像 を是非ご覧ください!