情報と物質の科学哲学 情報と物質の関係から見える世界像

情報と物質の関係を分析し、波束の収縮問題、心身問題、クオリア、時間の謎に迫ります。情報と物質の科学哲学を提唱。

時間論の諸パラダイム

2019-05-16 06:26:44 | 情報と物質の科学哲学
時間論に関しては多種多様な議論が膨大にあり、そのすべてを知ることは
できません。
そこで、時間論に関する諸パラダイムをコンパクトにまとめた雑誌
『時間論の諸パラダイム』、別冊数理科学、サイエンス社(2004)、絶版
があるので、その目次を紹介します:

序論
 戸田盛和  時間とは ラプラスのデモン・マクスウェルのデモン
 金子務   科学と歴史における「時間の矢」の意義
 村上陽一郎 時間論と科学哲学
 
Ⅱ 物理的時間論
 阿部龍蔵  時間反転と不可逆性
 長谷川洋  物理現象における可逆と非可逆 確率過程による表現
 T. Petrosky   時間の対称性の破れと古典および量子力学の拡張
         タイムマシンは作れるか?
 江口徹   時間のアトム
 
Ⅲ 量子的時間論
 原康夫   波動関数と時間
 池上健   原子時計と原子周波数標準器
 松枝秀明  量子コンピュータにおける可逆・非可逆と同時性
 高野義郎  素粒子と時間空間
 
Ⅳ 宇宙的時間論
 佐藤勝彦  宇宙における時間 タイムマシンと宇宙の創生
 池内了   宇宙の構造と時間
 二間瀬敏史 時間の矢
 福島登志夫 天文現象と時間測定

Ⅴ 生物的時間論
 本川達雄  生物の時間
 本間研一  生物時計と時間感覚
 宮崎智 志村純子 菅原英明 生命現象における可逆と非可逆
 田沼靖一  生命の寿命とプログラム細胞死

Ⅵ 社会的時間論
 石川栄助  マヤの暦 管見
 塩沢由典  経済現象における可逆と非可逆
 白井利明  心理学と時間 なぜ人生の時間は速く過ぎるのか
 
Ⅶ 時間の哲学
 養老孟司  時間と自己同一性
 小嶋泉   自然の歴史と時間
 竹内泉   時間の論理
 茂木健一郎 時間の謎と意識のミステリー
 
時間論の多様性こそブログ「情報=時間」説を裏付けるものと確信しています!

詳細は、パソコンサイト 情報とは何か 情報と物質の関係から見える世界像 を是非ご覧ください!