くまの自転車日記

景色のいい海辺でメシを食う。これ最高♪ ( ̄(工) ̄)ノ

脚が勝手に回る!体幹を使った走り方

2021-03-25 11:49:16 | ペダリング
先日記事にしたハンドメイドバイシクルショー2021でのRAVANELLO 高村さんのトークショーの後半で、自転車の乗り方の話しがあった。
(54m50sぐらいから)

上半身の3つのポイントに力を入れてじわっと固くすると「脚が勝手に回る」という。

マネしてみたら、、、

ホントに脚が勝手に回って笑ってしまったww



普段はケイデンスはかなり低回転の私ですが、この乗り方だと脚が勝手にクルクルと高速に回る。
ただし、トルクがないので低回転だと回せない。
シフトチェンジを頻繁にして高回転のトルクバンドをキープ、パワーバンドの狭い原チャリの走らせ方と同じ感覚で走る笑
いつもより4枚ぐらい軽いギアでハツカネズミの如く高速に脚が勝手に回る。


なんだコレ?!笑


この乗り方で100km程走ってみた。



疲れ方が全然違う。脚が疲れていない。
いつもと違う背中側の筋肉を使ったような不思議な感じ。
こんなにケイデンス高いのに全然息が切れないし、自分でペダルを回してる感覚がない。

別にスピードが早くなった訳じゃないけど、体の使い方が全然違うので面白い♪ 


高村さんは若い頃はトラック及びロードの名選手で、名ビルダーであり、名コーチでもありオリンピック選手も輩出するほど人材育成にも力を入れている。
凄いな高村さん。
MC栗村さんがロードバイク界の父と言ったけど、まさにそんな感じ。




以下は、3つのポイントとその他のメモ

・二の腕の裏

・脇の三角筋

・ヘソの両側腹筋


じわっと力を入れて固くする。

固くすればする程回転が速くなる。


肩は落とす。

肘は軽く曲げる

胃がステムに行くイメージ(肘を曲げれば勝手に行く)

カラダが前に行く感じ

背中は丸めちゃダメ(横隔膜が圧迫される)、特別伸ばす必要もない。普通に「こんにちは」した感じでよい。

お腹は凹まさない

踵は上る(下げると回転があがらない)


足が勝手に回る


腹を使って走る


立っている時に使う内転筋、普通は座ると使わなくなる。それを使う。

ぶっとい内転筋を使える乗り方

ハンドルが高いママチャリでも出来る。


腿の筋肉を全く使わないで走れちゃう。


自転車が真っ直ぐ走る(ふらふらしなくなる)

3本ローラーは510秒、一瞬で乗れるようになる。

3つのポイントを固めると自転車がブレなくなる。


強くなりたい人は、筋肉トレをどんどんやりなさい。(器具は使わない)

基本は腹筋

懸垂

スクワット


寝起きのストレッチ凄く良い。

寝たまま股関節を回したり。

股関節をストレッチすると全身の巡りがよくなる。


小学生はMTBで野山や土手を走らせた方が良い。

体感的に自転車の操作性を覚えていくので、安全性も高まる。


3本ローラーとオフロードは、芯が無いと走れない。

ロードバイクは芯がなくても走れてしまう。(ふらふらするけど)

以上





では!


( ̄(工) ̄)ノ






ノーペダルでバランスと動きを学ぶ

2021-01-10 10:07:00 | ペダリング
ノーペダルで自転車に乗ると、自転車そのものの動きやバランスがよく分かる。


・自転車がどこに行きたいか
・どういうタイミングか


MTB&TRIALパフォーマーのおかっぴさんの動画、とても参考になります。



ロードしか乗らない人はバランスを学ぶ機会が少ないので、動画のような練習はオススメ。


・基本が身につけば、応用は無限大


自転車の動きやバランスが身についてくると、自然と「乗れる」ようになって来る。

早い遅いではなく、「乗れてる人」は見ていて美しい。

重心がブレないから無駄がなくスムーズだ。


そんな人が増えたらいいなぁ〜w




( ̄(工) ̄)ノ





脚を使わずに進む

2018-04-27 18:04:22 | ペダリング
自転車ってペダルを回さなくてもスケートボードの様にウネウネと進むよね〜
それを駆使して楽して走るのがオモシロイんだわ♪( ̄(工) ̄)

「だよね〜!!」

と共感された事は一度もない。

そういう事を言ってる人もほぼほぼいないデスね、何故かww

稀有なことに、この人が動画の冒頭1分間で説明&実演してます。


もちろん、こんなに大袈裟にやらなくても普通に走ってペダルを回しながらヒョイヒョイと「ちょい足し」感覚で使えます。

これがバカに出来ない威力があるのに、なぜにこの手の「走らせ方」は話題にならないんだろう〜??


腿の上側?or下側? ペダリングでの筋肉の使い方

2014-12-08 16:24:24 | ペダリング
ツーリングの帰り道、信号待ちでの何の気なしの会話から、あらららら~~~www

くまの「楽なペダリング稽古」では、一番伸び盛りのマリリンさんからの一言

「いつも腿の上側が疲れる」

ガビーーン…( ̄◇ ̄;)あはははは、、、

苦しいペダリング→楽なペダリングへの重大なポイントの一つ、

「筋肉の使い方」

この事をすっかり忘れてた…

腿の上側の筋肉、大腿四頭筋を使った走り方をしていると、すぐに疲れて楽なペダリングには「なりようがない」ww

スプリントやダッシュするには使えるけど、巡航や長距離、普段の走りには、腿の下側の筋肉を使わないと楽に走れない。


くまも乗り初めの頃、楽に走れなかった頃は腿の上側が疲れた。
楽に走れるようになってからは、腿の下側しか疲れない。
というか、腿の上側の筋肉を全く使ってないようにすら感じる。

そこで、走りながら腿を触って筋肉の動きを感じてみた。
尚、安全及び倫理上の観点から見ず知らずの他人の腿を触る事はオススメしない。

平地の巡航とゆるい登りで使っている腿の筋肉の[上側:下側]の比率は、何と[5:95]ぐらい。上側は殆ど使ってなかった。

上側をメインに使った走り方をしようと思っても、出来ないwww

ペダリング、大腿四頭筋、ハムストリングス、などのキーワードで調べても、筋肉の説明と、ハムストリングを使うと疲れにくいという事しか見当たらない。

大腿四頭筋走りから、ハムストリングス走りに切り替えるには如何したらいいのだろうか?


そこで、各々の筋肉の特徴や役割の知識を、くまのスーパー感ピューターにインプットした上で、実走しながら検証してみた。

と言うか、ハムストリングスって膝を曲げる方向の筋肉なのに、何でペダルを漕ぐのに使えているのか、理屈が訳分からんので其れも解明したかった。


実走すること15分、実にあっさりとわかった!
大腿四頭筋走りも出来るようになった!!


言葉で説明する前に、この図を見て頂こう。くま直筆の図である。

一目瞭然、もはや説明の言葉も要らないであろう。

えっ?何の絵だか分からないって?
うむ。やや前衛的な図となっているが故、その道の目ができていないと見えないのであろうか。

ではしょうがない、説明をしよう。

大雑把に言うと、大腿四頭筋走りとハムストリングス走りの違いは、動かしている関節の違いなのである。

大腿四頭筋走りは、大腿四頭筋で「膝の関節」を伸ばすことでペダルを回している。(緑の矢印)

方や、ハムストリングス走りは、ハムストリングスで『股関節』を伸ばすことでペダルを回しているのだ。(赤の矢印)
ハムストリングスは膝を曲げる事もするけど、股関節を伸ばす働きもあるのですな~♪
ちなみに、尻の筋肉=大臀筋もこの動きと連動、サポートしている。

クランクとペダルの動きは一定なので、一見二つの走り方の違いが分かりにくいけど、入力ポイント、身体の使い方、動いている筋肉は全然違うのである。

マリリンさん、ここです。
膝じゃなくて、股関節を伸ばすことでペダルを回して走ってみて下さい。

無意識でやっている行動を意識化して、其れを変えるというのは、箸の持ち方を変えるぐらい大変かも知れませんが、これ無くして楽なペダリングは無いと思いますので、ガンバ!

さあ、コレが分かったあなた、ブレイクスルーして楽なペダリングの世界へ いらっしゃ~い♪(桂三枝風)


はい?どうやって練習すればいいかって?

まずは、自分の腿を触って動いている筋肉を確認してみてね。
そして、動かす関節を意識しましょう。

良さげなエクササイズを思いついたら、稽古でやってみようかな。



※こんなブログのいい加減な情報を真に受けてケガや故障をしても、当局は一切関知しないからそのつもりで。成功を祈る。尚、この記事は自動的に消滅する、鴨。(スパイ大作戦風)







アメリカンライディング(違うスタイルのペダリング、というか乗り方)

2014-11-04 21:49:39 | ペダリング
今までやってきたペダリングとは全然違うスタイルのペダリングを試してみた。

たまたまネットでそのペダリングの解説を見たら、以前クロスバイクのオーラに乗っている時に、疲れ果てて楽をしようとハンドルに肘を付いて走ったら、足を回している感覚は無いのに、勝手に足が回って何故かそこそこいいペース(40km/h)で楽に巡行出来た事を思い出した。

あの時は腿がメタボ腹に当たって、その反動で足が回ったのだと思っていたから「腹走り」とか言って笑ってたw

・背中は反り返るぐらいピンと伸ばす
・手は前に(ハンドルを遠くする)
・重心は前(自転車の重心位置)
・引手引足は全く使わない
・頭の位置(前後上下)でスピードコントロール
・Qファクターは広め
・ギアは重め

基本、MTBの乗り方らしい。

で、解説を見てこの乗り方は「アメリカンライディング」じゃん!と思った。

80年代初頭、日本のオートバイのモトクロス界に衝撃をもたらした外国人勢の奇抜な乗り方。
それまでの日本モトクロス界のセオリーな乗り方とは全く異なる乗り方。
身体や関節や重心の使い方がまるで違う。

確かスティーブ・マーチンがモデルになって「アメリカンライディング」という本が出ていた。
おぉ!!コレだ!


当時オフロードバイク野郎だったくまは、その本を熟読しては荒川河川敷で泥まみれになって走っていたもんだw

という事で、その乗り方をくま的には「アメリカンライディング」と呼ぶ事にしよう。

で、そんな能書きはどうでもいいんだけど、オーラでそのアメリカンライディングを試したら、何だか良さげな感触。

重心を意識して頭の位置を変えると面白いようにスピードのコントロールが出来る。
ペダルを回す意識は全くなし。

でも、現在のオーラは702のポジションに近づけようとハンドルがめちゃ近いママチャリポジションなので、その乗り方だとまともにポジションが取れなくて乗りにくい。

で、バイパーで平塚往復60キロ程走って試してみた。
オーラと違って頭の位置動かしても殆ど反応しない。
でもまあそこそこスピードは乗るしと、ハンドルを送ってブラケットを遠めにしたり、サドルを高くしたり前に出したりしてポジションを探る。

この乗り方でもバイパーは進むけど、全く面白くない。
バイパーの動きの良さとハンドリングの素晴らしさが全く感じられなくなるし、バネ走りもほぼ出来ない。
しかも、なんと言うかガニ股で走っているようなイメージで、スマートさがないw
これはたから見たらカッコ悪くない?←自意識過剰か?ww

バイパーは後ろ乗りで、よく動く位置に乗って、足回して、シュパーッと華麗なハンドリングとバネを活かした走りがええですよ。くま的には。

という事でアメリカンライディング研究はオーラと、多分合いそうなバラクーダ号でしばらく実験を繰り返してみようと思う。


走行 63.4km
AV 29.9km/h ←何げに早くね?w