おまけの人生・・・

無理なくボチボチやって行きます・・・(;^_^A

団塊ボーイズ

2008-03-10 23:01:39 | 外国映画
『 団塊ボーイズ 』
[監]ウォルト・ベッカー
[脚]ブラッド・コープランド
[出]ジョン・トラボルタ ティム・アレン マーチン・ローレンス ウィリアム・H・メイシー

自己破産した実業家ウディを筆頭に、郊外の住宅街で冴えない日々を送る4人のオヤジ。
そんな状況をリセットしようと、彼らは大型バイクのハーレーにまたがり、太平洋を目指す気ままな旅に出る。

≫≫ 公式サイト

08/03/05 【 ◎・☆ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

これ原題は『WILD HOGS』なのに、
なんで『団塊ボーイズ』なんて邦題になったのか・・・?
原題のままの方がまんまでよかったのに、随分とダサいタイトルにしたもんだ・・・

だがしかし、邦題のタイトルは別としてめっちゃ面白かった!
どうやら4人はハイスクールの頃からの仲間らしいのだが、
仲のいい悪ガキ達がそのまんまおじさんになったって感じだった。



たぶん、ハイスクール時代は後先考えずに思い立ったことを即実行していたんだろうが、
年を重ねるにつれ、色々なしがらみが纏わり付き、思いのままに行動できなくなってしまうけど、
それをあえてかなぐり捨て、本来の素の自分に戻り行動する・・・
最初は現実社会での見栄やたてまえや事なかれ主義などが先立ってしまうのだが、
旅を続けていくうちにいつしか昔の少年の頃の思いが蘇っている、、、。



いい大人が、大の男が4人もいるのに、やってることが何となくドジでおマヌケで、
キャンプする予定だったのにテントや寝袋を燃やしてしまったり、
そのせいで(?)ゲイのおまわりさんに言い寄られてしまったり、
素っ裸で池に飛び込んでみたり、ガス欠で砂漠の真ん中をバイクを押して歩く羽目になったり・・・
見ていておかしいやら、呆れるやら・・・



でも、多勢に無勢なだけじゃなく腕力だけでも負ける喧嘩だと分かっていても、
仲間のために、お世話になった人々を守るために、正義のために、
倒されても、何度も何度も立ち上がっていく姿はなかなか胸を打つものがあった。
たぶん自分自身と闘ってもいたのだろう~・・・



公式サイトを見ると、4人の主演者たちのアドリブ合戦だったらしいが、
観ている方にはどこがアドリブなのか台本通りなのか分からなかったけど、
「この先何度夏を過ごせるか分からない」と言うセリフはアドリブだったらしい。
観ていてこのセリフにはほんとにそうだと頷けるものがあっただけに、
アドリブだったと知り、「凄い!」と思った!



ラストシーンですっごいオマケ(?)が・・・
敵役のジャック(だったかな?)のお父さんが何とイージーライダーだった!
お父さんの最後のキメ台詞がしびれた!

これはもう一度観たいところだけど、もう終わってしまったから
DVDが出てからまた観たいと思う。

08-21 イクスピアリ