おまけの人生・・・

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地上5センチの恋心

2008-03-12 21:43:37 | 外国映画
『 地上5センチの恋心 』
[監][脚]エリック=エマニュエル・シュミット
[出]カトリーヌ・フロ アルベール・デュポンテル

未亡人オデットのもとに、彼女が敬愛する人気作家バルザンが訪ねてきた。
公私共にスランプで自殺未遂を図った彼は、オデットの真摯なファンレターに感激し、部屋までやってきたのだった。
≫≫ 公式サイト

08/03/07 【 ◎ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

最近、この女優さん出演の映画をよく観るのですが、実に楽しい映画でした。
19歳の長男とその妹の2児の子持ちの未亡人オデット
未亡人と言うと何となく豪邸にお住まいの奥様をイメージしてしまうが、
オデットの場合は、デパートの化粧品売り場で売り子をしながら、
なおかつ自宅で羽飾りの内職をしながら生計を立てているごく普通の主婦。

夫に先立たれた寂しさから救ってくれた小説の作家に憧れ、
仕事を半日休んでまでサイン会に出向くほどの熱の入れよう・・・
その姿はまるで恋する乙女のように可愛くて笑えた。

しかし、売れっ子の人気作家も実は人の子で、作品の内容と実物は大違い。
とてもナイーブそうな(?)性格の持ち主のようで、
自分の最新作をこてんぱんにこき下ろされてるテレビ番組を観て
意気消沈してしまい、挙句に奥さんに裏切られ自殺を図るが未遂に終わり、
その彼を救ったのがオデットからのファンレターでその差出人を捜し当てると
言うところがまた笑えたりする。

とにかく、その人気作家と一緒にいるときのオデットが、緊張してみたり、
舞い上がってしまったり、かと思えば母親のようになだめてみたりと
次から次に態度が変わっていくところが楽しかった。

そして、最高におかしかったのは、息子の策略にはまり踊りだしてしまうところ!
その場にいる人達全員を巻き込んでの踊りはとても愉快だった。

最後の最後まで飽きることなく楽しめる映画でした♪

08-23 シネスイッチ