「テロリストの家」中山七里著
公安部のエリート刑事・幣原は、イスラム国関連の極秘捜査から突然外された。
間もなく、息子の秀樹がテロリストに志願したとして逮捕された。
妻や娘からは息子を売ったと疑われ、組織や世間には身内から犯罪者を出したと非難される。
公安刑事は家庭と仕事の危機を乗りきれるのか!?
衝撃の社会派長編ミステリー!
(双葉社サイトの紹介文)
見知らぬ同僚
見知らぬ妻
見知らぬ息子
見知らぬ娘
見知らぬ明日
以上の小節に分かれ、組織のこと、妻のこと、息子と娘、それぞれについて語られていく。
息子がテロリストの傭兵に応募したのは何故か。
そこには仕事一筋の父親が、そして母親も知り得ない理由があった。
それは、最後の最後にあかされる。