eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

電気火傷事故例

2010年08月19日 | eつれづれ
どうも24時間絶縁監視装置よりのメール着信から始まった様だ。今は余り見られなくなった刃形スイッチだがカバーを開けていた時、機器の不良が重なりヒューズ溶断、そのアークにて三相短絡が発生、火傷をおった事故の概要。運転中、カバーを開けて点検したのがOUTだった。電圧測定とあるが何もカバーなど開けなくとも外より計れるのだが...事故が起きる時はそんなものか。何よりもELB等の改修要請も並行して指導しなければならない。こちらもCKSよりもっと古いエンクロヒューズ付き銅スイッチむき出しのものもあったが既に新分電盤に改修済み。


最後には、シッカリ8月の電気使用安全のPRをしているが...。
お互い、色々な事故を教訓として気をつけ作業しましょう。

補足:
カバースイッチのCKS名称は電線差し込みタイプでCKLは圧着端子接続用を言うがCKSは長年使用してくると緩む可能性があり接触不良...過熱となる。



音カメラで点検...

2010年08月19日 | eつれづれ
伊勢市二見町は海に浮かんだ二つの岩にしめ縄をかけた「夫婦岩」で知られる。そのすぐ先にある水族館「二見シーパラダイス」で今月初旬、行楽シーズンの本格的な到来に向けて△◯電気保安協会による受変電設備の点検が行われていた。
水族館の楽しそうで涼しげなイメージとは対照的に作業現場は半地下の目立たないところにあった。当日の気温は30度を優に超え、じっとしているだけで汗がふき出る。作業責任者である△◯□保安課長によると「気温も暑いが、機械はもっと熱い」。 “華やかな表舞台を支える裏方”という表現がよく似合う。
この日点検したのは2千KVAを超える容量の受変電設備で4人の作業員が午前10時から午後3時までかけて実施した。点検に際しては目視や従来の点検ツールに加え、音を画像で確認できる「音カメラ」を使用した。これは△◯電力などが開発したもので、同協会は電気設備の点検に利用しようと今年4月から同社と共同試行している。
これらを用い、作業員は汗を流しながら点検を進めた。△◯課長は「これまでも無事故だが、これからもゼロ災害を目指す」と話していた。
補足:
△男が近くの鈴鹿市にいるのでドライブで立ち寄ったが水族館の電気設備は2千KVAもあったのか...。ところで容量のKVAは単位なので小文字のkVAと標記なるゾ。
お里が知れるので正確に書きましょう!!。