eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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地絡事故保護協調の確認

2014年07月25日 | eつれづれ


電力配電変電所のDGR動作が遅いので保護協調が成されている。自家用側PASは零相電流、零相電圧とも地絡②で早く動作する事が数値、グラフによっても確認出来る。
後は事業所の条件を適宜、入力してイメージして見る。

地絡事故で完全地絡時の零相電圧は6600/√3=3810Vで地絡電流は10.8Aとなる。

地絡電流は大きく零相電流は双方の継電器とも瞬時に動作するが零相電圧の感度で同時、開放を逃げるしか選択する方法は無いが後は時限整定(方向弁別は別として)で行う??。