eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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大規模な設備改修工事

2014年10月12日 | eつれづれ
高圧受電盤のVCB(真空遮断器)交換、パネルカットして別の新規パネル3.2ミリを被せる。

新、VCB(真空遮断器)取付、過電流継電器等の配線中。左の碍子はコンデンサ型零相電圧検出装置で高圧線1線に接続なっているもので絶縁監視用の零相電圧を検知する骨董品的な機器。

配線完了後、過電流継電器試験実施。1/2電流計各相、及びOCR電流表示確認。

過電流継電器試験。

過電流継電器の限時時間エクセル計算。

構内、配電柱の電線交換工事。

高圧ケーブル1回線、交換した端末部分。

分岐キュービクル電源側より直流耐圧試験...直流20,700V.10分間印加。

直流耐圧試験は0.01μAの漏れで完璧な高圧ケーブル端末処理で印加終了。

晴天の中、大規模な改修工事で他にVCB(真空遮断器)1台、OCR取付、変圧器2台、SCは3台、低圧盤2面交換する。最後に工事完了後、直流絶縁診断、対地電圧6600/√3=3810V、10分間印加し問題無しを確認後、PAS投入終了するが業者の2台目、OCR配線トラブルで遮断せず、手直しで暗闇となって、しまった。

120万kW出力ガス発電所(GTCC)

2014年10月12日 | eつれづれ
富士電機、神鋼からGTCC2基受注-真岡ガス火力向け60万kW 
富士電機は29日、神戸製鋼所が栃木県真岡市内に計画するガス火力発電所について、ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備を主契約者として同社から受注したと発表した。発電出力は60万キロワット×2基で合計120万キロワット。1号機が2019年後半、2号機が20年前半の稼働を目指している。主要機器には富士電機製の蒸気タービン、発電機、独シーメンス社製の最新鋭ガスタービンを採用する。


最新鋭のガスタービン発電所の様だが24時間、有り余るパワーそして安定した電力を供給しない発電方式は日本では使い物にならない現実。