
電気技術者の連載、電気技術Q&A(10)を元に単三式でR.T相は100Aの指示、N相は0Aだと思ったら50Aも流れていた...クランプの不良??。負荷力率を30°(86%)に悪く入力すると計算上、51.76Aとなるので教科書通りエクセルでの計算は間違いない。

電流計の実測値をエクセルに入力、N相の指示は3Aに見えるが、R.N.T相の読み取る位置、誤差もありR相-T相=当然N相には差分の3.7Aとなる。

このR.T相電流同じ条件でN相に仮に6.1A流すには片方の負荷力率を変えて角度0~30°(86%)に悪くすれば、この電流数値となる。
中性N相が理想的に同じ電流にてR.T相差分で0Aに、ならないのは負荷力率が同じで無いと、成立しないことになる。当然、両端つながる負荷電流は同じとは限らないのは当然あるのでR.T相電流の差分より大きく異なる電流指示があった時は力率が悪い状態とわかる。

電流メーター指示と電力モニタ画面の数値は常に電流は変動しているので写真とは当然、合わない。

上の電力モニタ画面表示の電圧、電流、力率をエクセルに入力、当然モニタ数値と計算値が一致する。