
巡航ミサイル導入を本格検討 政府、北朝鮮脅威に対処
政府は北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射や核開発継続を受け、日米同盟の対処能力を強化するため、巡航ミサイルの将来的な導入に向けた本格検討に入った。北朝鮮の脅威は新たな段階になったとして、発射拠点を巡航ミサイルなどにより破壊する「敵基地攻撃能力」の保有を目指す。早ければ、来年度予算案に調査費などを計上したい意向だ。政府関係者が5日、明らかにした。
敵基地攻撃を目的とした装備を持つことは、「専守防衛」という日本の防衛の基本方針から逸脱しかねないとの懸念が根強い。政府、与党内にも慎重論がある。安倍政権は「反撃能力」と位置付ける方針だが、野党からの反発は必至だ。
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巡航ミサイルのトマホークを日本全土に配備検討か...もう、お花畑感覚のノーテンキな平和ボケも9条と一緒に吹っ飛ぶ様だ。
もっともミサイル配備前に北は消滅しているかも知れず。
レーダーにも感知されず地上スレスレに地形を読んで飛んでくる核弾頭も搭載可能、米国本土からも何時でも発射可能。
フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)より
当初検討されたのは、ポラリス・ミサイルの発射筒を用いる大型のミサイルと、潜水艦の魚雷発射管を用いる小型のミサイルとの2つの案であった。
この2案から翌1972年6月に後者の採用が最終的に決定され、11月には潜水艦発射巡航ミサイル(SLCM:Submarine Launched Cruising Missile)と呼ばれるようになった、このミサイルの設計のための契約が結ばれた。
1974年から、数社の設計案が競争試作にかけられ、1976年2月、ジェネラル・ダイナミクスの設計案が採用された。
また、この時までに潜水艦だけでなく水上艦艇からも発射することができるように仕様が変更されたため、SLCMとは海洋発射巡航ミサイル(Sea Launched Cruising Missile)の頭文字とされるようになった。
1977年になると、カーター政権下で統合巡航ミサイル計画(JCMP:Joint Cruise Missile Program)が開始され、同じ頃やはり巡航ミサイル(AGM-86)の開発を進めていたアメリカ空軍と海軍とが、共通の技術基盤を用いて巡航ミサイルを開発することになった。
この計画のもと、空軍のAGM-86からは巡航ミサイルのターボファンエンジンが、海軍のBGM-109からは地形等高線照合(TERCOM:Terrain Contour Matching)システムが、それぞれ共通コンポーネントとして採用されている。また、この計画では、BGM-109の空中発射用の派生型AGM-109も試作され、AGM-86と実飛行を含む競争にかけられたが、空軍はAGM-86を選択したため、AGM-109の開発は中止された。
1980年3月、量産型BGM-109Aが水上艦から同年の6月には潜水艦から、それぞれ初めて発射されている。評価はこの後も続けられ、1983年3月には、実任務に就役可能であることが宣言された。こうして、熱核弾頭を搭載した対地攻撃型BGM-109A TLAM-N(Tomahawk Land-Attack Missile-Nuclear)および通常弾頭の対水上艦型BGM-109B TASM(Tomahawk Anti Ship Missile)の2つのタイプの任務に就くに至った。これら最も初期に配備されたトマホークは、まとめてブロックIと呼ばれている。
以下、トマホークについて記述をすすめるが、多くのバリエーションが登場するものの、基本的に、発射環境、ミッション、誘導システムや弾頭が改正された各種の発展型の3つの軸で分類可能である。