これは紛れもなく迷惑メールです。
しかもウイルスバスタークラウドのトレンドマイクロによると、添付ファイルを開くとネットバンキングを狙うウイルスに感染するという、非常にたちの悪いものです。
絶対に添付ファイルを開封してはいけません!
※私のお客様で、他にも日本郵政のメールが届いた方がお見えで、このブログを読んでびっくりして相談してくる方も見えましたが、メールを読んだだけではウイルスには感染していません。
(※例えば上の画像の時点ではウイルスには感染していません。)
添付ファイル「お知らせ番号_郵便局 - 日本郵政_お問い合わせ番号****から100通.Zip」をダブルクリックで開いてしまい、不正プログラムを組み込まれた時点でウイルスに感染します。
また、添付ファイルがZip(圧縮)ファイルのため通常ではノートンセキュリティやウイルスバスターもこの時点では感知・駆除を致しません。
添付ファイルを開いた時点で駆除を開始します。
トレンドマイクロより
狙いは国内ネットバンキング、日本郵政を騙るマルウェアスパムが拡散(2016年2月19日)
最終的には不正プログラム「ROVNIX」がダウンロードされます。
この「ROVNIX」は国内ネットバンキングを狙う活動を持つオンライン銀行詐欺ツールです。「ROVNIX」が感染した状態でネットバンキングサイトへアクセスすると偽画面を表示するなどの方法で認証情報が詐取されます。
今回確認した「ROVNIX」では都市銀行、地方銀行、信用金庫、共同化システムを含む30のネットバンキングサイトを標的としています。

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こちらは日本郵便をかたった添付ファイルは絶対開いてはイケナイ詐欺メール。