eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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最大使用電力値(デマンド値)もリアルタイムでタッチパネルに表示する。

2023年03月25日 | eつれづれ

最大使用電力値(デマンド値)のタッチパネル作図。

ノートパソコンよりプログラムを転送して買電計量カウントしているタッチパネル画面。

最大使用電力値(デマンド値)を月~年間記憶右上の0.21kWは本日、15時9分のデマンド電力値。

左中の1.02は25日、12時29分に現時点で最大kW値。

これが負荷か消費電力により更新して行くが1カ月終われば、その月のデマンドkWと記憶する。

高圧受電では、このkW値に基本料金が反映されるので如何にピーク電力を抑えるかがポイントとなる。

ピーク電力の上乗せは続くが、これがクリアされるのは1年後、その間幾ら抑えても基本料金は変わらない仕組みだ。

24時間で48回データ更新するので1年間では17,520となり、万が一もあり得る話となる。

最大使用電力値(デマンド値)は、この様なイメージで30分毎に電力計測する。

これで従量電灯B、よりそう+ファミリーバリュー、よりそう+シーズン&タイム契約のリアルタイム料金計算も完成、今回は最大使用電力値(デマンド値)も入ったのでCP1Lシーケンサプログラムも、かなりのアドレスとなった。

日本で唯一、オリジナルの電力料金計算CP1Lシーケンサ、タッチパネルシステムも完成した。

 

 

 

 


太陽光発電設備の使用前自己確認検査、直流耐圧試験準備。

2023年03月25日 | eつれづれ

太陽光発電バネルの動力変圧器連系用概要図、他に電灯用も作図。

太陽光発電バネルからパワコン(PCS)にMC4コネクタで入る。

MC4コネクタ>

太陽光発電バネルの直流耐圧試験は、これを使い8回路まで可能となる。太陽光発電も法改正で余計なものが増えた。

夜間、発電電圧無しの0~30V以下を確認して+/-極を短絡して1,000V程度を10分間印加する。

急きょ、太陽光発電バネル直流耐圧試験の概要図を作る。

太陽光発電バネル間のアース線は5.5sqでフレームを接地している。万一パネル事故で発火電流が流れてもアース線を経由して大地に流れる。

直流耐圧試験はモジュール+/-極を短絡して、この接地間に試験DC電圧を10分間印加して異常無いことを確認する。

本パネル画像は当宅のものでガラスマイペットで清掃した時に撮影。