電圧上昇はスウェル、電圧低下はディップの表記...何も太陽光発電パワコンだけの影響だけでは無い。
高圧電動機等の起動でも起きているが、短時間で解消しているので判らない。
3kV、250kW程度の油圧ポンプ両軸駆動では始動は直入で3~4回程度のインチングでグォーンとなっていた。
もちろん電流計も振れ切れ、影響は66kVの変圧器にもカクン、カクン音が発生していた。
但し当時、まともな電源品質アナライザなども有ったのかも知らず、この様な現象は常だった様だ。
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10kW以上の太陽光発電系統連系接続する前に対象となった使用前自己検査確認等の項目内にパワコン負荷遮断試験があるが、パワコン出力25.50.75.100%に調整して系統連系ブレーカを切って電力側6kVに影響があるのか調査する。
電力側に影響出る前にはパワコン出力→降圧トランス(440/210 V)→キュービクル連系動力変圧器→PAS→電力配電線→配電変電所。
今は多くの太陽光発電装置が系統に接続なっているので、一斉に日没はパワコン切り日の出で入りを繰り替えず。
50kW程度の小規模は特に影響は無いと推測されるがメガソーラーは影響が出る...。
何れにしても、小規模の太陽光発電装置も規制が厳しくなり、余計な測定、試験等の仕事が増えた現実。
電源品質アナライザ等を使用して測定はCTT短絡バー2本を外す前に適当なジャンパー線でつないでからCTT短絡バーを外して電流クランプ取付...設定△◯/5A。
電圧はPTTから直接接続する(下図)。
中々、異常データ記録も出来ないので(マトモ)、電源の瞬停、OFFを再現してみた。
カラーだが色の変更も出来ないので見づらい。100→0V.0 V→100Vが判る。