eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

感電再値上げする模様...

2015年04月20日 | eつれづれ
関西電力再値上げ審査、次回会合で方針取りまとめへ  
総合資源エネルギー調査会(経済産業相の諮問機関)の電気料金審査専門小委員会(委員長=安念潤司・中央大学法科大学院教授)は10日の会合で、関西電力の電気料金再値上げ申請に関する査定方針の取りまとめに向けた検討を行った。揚水発電の供給力想定については、申請に盛り込んでいる発電の増分費用と他社から購入した場合の費用の差を、申請した料金原価から減額することで一致。他社から購入する費用は、卸電力取引所の取引価格に一定額を上乗せして算出することになりそうだ。
個別論点についてほぼ議論が出尽くし、方向性が見えてきたため、次回の会合で査定方針の取りまとめが行われる見通し。経営効率化に関しては、前回会合で関電が示した計画を認めた。


何時まで続く再々値上げ、家庭、企業の悲鳴が聞こえる様だが...。

高圧三相チャタリング事故

2015年04月18日 | eつれづれ
本日、正午過ぎに近くの某事業所より電気が大変な事になっていると電話あり...絶監装置の停電メールも着信無く、電話口よりガンガンと言う音が入る。直ぐ現場へ急行するとキュービクル受電設備からも同じ音がしている...電圧は0~6kVまで0.5秒程度の間隔でON/OFFの繰り返し。OCRも突入電流で誤作動すると言われているが、全く関係無し状態。

直ぐ真空遮断器を開放する。三相とも全部が同じ状態なので直ぐ電力に電話入れる。

PASは開放せず真空遮断器だけ開放したのでPTより取り出している表示灯は都度、点滅している。
約40分後に正常電圧に戻る。

この事業所他も含め信号機もメチャメチャに点灯、警察も現場到着。

取りあえず原因不明で後日の連絡待ちを電力に伝える。たまたま別ルートで帰宅途中、電力車があり、どうも柱上にある自動区分開閉器が何らかの原因でバカをおこしてチャタリングしていた様だ。中々、現場では近くでも無いかぎり確認出来ない事例だが運良く動画も余裕でバッチリ撮影した。

操作トランスと自動投入開閉器制御盤の点検か...それにしても滅多に遭遇、現場確認も出来ない事例だったが当該、事業所500kVA、高圧から低圧まで0.5秒間隔で当方が開放するまで約10分程度ON/OFFされても特に設備他、問題なかった様だ。

19日の新聞記事だが、あの後も電話もこない...全く電力会社も引継ぎ無いのか、まだまだ殿様商売の様だが当該2事業所にはpdfファイルにてメールで報告書を送った。

その時、暫しの時間、動画を撮影した貴重??な証拠をユーチューブにUP。
①→https://youtu.be/__CVeXnr-P8