eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

400Vトランスモニターにて測定開始

2015年09月20日 | eつれづれ
停電を行いトランスモニターを400V変圧器に移動して電流クランプ等を設置する。

400Vの電圧入力はT相とスター接地線に接続する。

電源を入れ電動機運転しトランスモニターの動作を確認。

トランスモニターの瞬時kVA表示。(CT整定1200Aにて)

トランスモニターの400V測定の回路図。

スター結線でのトランスモニター測定は400/√3=231Vの電圧入力となる。


安保関連法案漸く可決

2015年09月20日 | eつれづれ

安部総理に、前代未聞のご愁傷様とパフォーマンス...参院は良識の府と言われているが、野党共々敵にまわした様だがバカバカしくコメントするものもいない。もう参院は衆院の下請け、あってもなくとも良い様だ。

問責など出したが、ことごとく数の論理で否定された、多数決は民主主義の基本。ひっくり返すには議席をとるしか無いが国民より売国、野党も信頼されていない現実。



単相50kVA変圧器のAC耐圧試験

2015年09月19日 | eつれづれ

単相変圧器50kVAのAC耐圧試験、10,350V.10分間印加。

この時に流れた二次側充電電流は10.5mA。

単相変圧器50kVAのカタログ静電容量は0.0022μFとあるので交流透過で流れたIc(対地静電容量成分電流)も近傍で同じとなるはずである。

0.0033μFと入力すると10.7mAとり、ほぼ一致するので耐圧試験合格と判断出来る。
当然tanδ値は0.02でカタログ範囲の3~4以下なので、これも合格、10分異常なく終了すればOKだが、数値的な根拠を確認しただけの話。

配電線停電の繰り返し事例があったので再掲

2015年09月19日 | eつれづれ
2015.5にUPした高圧6kVの間欠電圧事故で電力柱上のASチャタリングだった。
ASの操作回路がバカをおこした様だ。
結果的に事故系統の異常解消は電力対処で約50分程度、盛んにON/OFFを繰り返した。

約10分程度で行く事業所よりの緊急電話で高圧受電盤の電圧計が1秒間隔でON/OFFの繰り返し。本、事業所の変圧器容量は550kVAでOCRの動作は無かった。

動画を撮影して直ぐVCB開放、PAS開放した時の動画は下記にアクセス(ユーチューブ)。

right  https://youtu.be/__CVeXnr-P8

こちらの事故例ではOCR動作して真空遮断器が開放した様だが系統にある他のLBS設置事業所も数件確認のため出向いたが高低圧の異常は無かった。

この上の事例はOCR動作したが当、事業所の表にあるOCR整定が鈍いのか否かは不明、検証もしようがないが、再閉路の繰り返しより常識的に考えてショックは厳しかった感じだ。