![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/e6/256bc8c6bb6429d79f8196b8bb9ad175.jpg)
率直すぎる忖度発言
狂言「素襖落(すおうおとし)」。主人が使用人を伯父の元へ使いにやる。
「あした伊勢神宮参りに出発するからお誘いしろ」という要件。
使用人は「あまりに急で無理でしょう」と驚いた。
主人の言い分がおもしろい。
「私もそう思うが、以前に約束したので一応義理を通す」。
誘われる方も迷惑だろうが、伯父も心得ていて適当な返事で誘いを断る。
そして使用人が主人に同行すると思って、はなむけに酒でもてなした。
使用人は酔って調子に乗る。
3人の登場人物が十分に意思疎通せずに義理と忖度(そんたく)で行動し、時々ちぐはぐな結果を招く。
このあまりに日本的ともいえる駆け引きは狂言だから笑えるが公平公正で透明性が求められる政治の世界に持ち込んでは許されるはずがない。
“主人”の地元でテンションが上がったのか、塚田一郎国土交通副大臣の率直すぎる「忖度発言」にはあきれた。
道路整備で便宜を図ったと受け取られかねない発言。
撤回したとはいえ顔に泥を塗られた格好の安倍首相が特に責任を問わないのも狂言のようだ。
道路は住民の一大関心事。
単なる失言と捉える人は少ない。
首相の意向を忖度して便宜を図ったのなら大問題。
喜ばせようと有権者をだましたとしてもアウト。
何より公然と利益誘導をほのめかす国会議員がいることにあぜんとする。
ただ発言のあった北九州市に限らず公共事業をどれほど取ったかで議員を評価する空気が選挙区にあるなら有権者にも反省すべきところがある。
忖度ともども、こういう昭和や平成の政治に横行した負の遺産は令和に残さなくていい。
☆
有権者など反省は何時の世の中もシナイぞ、綺麗事は、そうなんだが新潟の角さん...新幹線は通すは、道路はつくる地元には大きな経済効果をもたらしたのか?。
議員も新潟の選出...調子に乗りすぎた忖度発言だった。
昔から選挙民、地元政財界も与党議員の力に依存する常識...何も持ってこない議員は、口先だけと低評価される。現実、なにも出来ない野党議員...反対.反対とオーム鳥の様だ。
いかに大きな事業予算をかっさらってくるのが仕事となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/82/0ff26999849f1af0005092fc8789c881.jpg)