A350-1000

A350-1000

成田の意義と羽田との運用

2010-09-19 | 航空機

MTOW(最大離陸重量)を考えると4000mの滑走路を持つ
成田は長距離路線に向いています。

離陸時にMTOWの50%以上を占める燃料を多く搭載できますので、
大型の長距離機を投入できます。

一方羽田。
どうしても滑走路長が長くとれません。
その分だけ長距離便は小型の機材になります。

棲み分けを考えると
長距離便 = 成田
中短距離便 = 羽田
の方が機材繰りも良さそうです。

先日押上-京成高砂間を見たところ、
用地買収が終わっているのか?と思えるような場所がありました。

できることなら、
羽田 - 東京 - 押上 -京成高砂 - 成田空港
の高速アクセスを実現し、
一体運用を図っていただきたいものです。



伊丹空港と神戸空港

2010-09-19 | 航空機

クローストパラレルの平行滑走路で
2本の滑走路同士が近すぎて
着陸機が双方の滑走路に同時に進入できません。

容量の限界は見えていると思います。
それも市街地の中にぽっかりと窪地のように存在します。
福岡の板付に似ています。

そして神戸空港。
MAIKOポイントを関空と共用しているため
関空のトラフィックにふたをしています。
何のための新空港でしょう。

関空の能力を最大限生かすために
大阪の都心部から高速鉄道を敷設してアクセスを強化するのが
国益だと思います。

24時間の海上空港としてポテンシャルははかりしれません。
着陸料を戦略的にチャンギ空港並に下げ、
カーゴの基地、あたかもアンカレッジのような存在にしても良いかもしれません。
日本国内に荷が流れなくてもいいので。
神戸港のかわりとして。



787

2010-09-19 | 航空機

今年シアトルで787, 747-8を見てきました。
ペインフィールドには、窓に目張りをした787がたくさん並んでいました。

ボーイングフィールドではテスト飛行も行っていました。
GEnx搭載機でしょうか。

技術的に新技術を随所におごり、興味深いものがあります。

ただここまで新技術がいっぱいですと、
型式証明がとれたとしても路線投入後は
しばらく太平洋航路への投入はしていただきたくないと思います。

もし快適性などをCMでうち、イメージ先行で導入するオペレータがいれば
乗りたくないと思います。

B777でも太平洋に集中投入したオペレータもいますので注視したいと考えます。