A350-1000

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シェンゲン条約で失敗

2011-01-30 | 航空機

シェンゲン条約のおかげで一度失敗しました。

北欧でオスロからストックホルムへ。
その後同じオペレータで、その国の国内線に乗りキルナへ。

首都間の路線を降りると普通に、
税関も出入国審査もなく外に出られます。

何事もなく国内線に乗り継ぎ
人口2万人にも満たない僻地に到着。

737から降りると、グランドの方が荷物をせっせと。
そのうちやれやれ終わったという表情をされましたが、
私の荷物が出てきません。

「これで終わり?」
「終わりだよ。」
「え!」

ということで空港カウンターへ。
「ロストバゲージではありませんか?」
「お調べします。。。。ストックホルムのアーランダ国際空港にあります。」
「届けていただけますか?」
「この空港までは届きます。空港まで取りに来ていただけますか?」
「ホテルは100km先で取りに来ることはちょっと。。。。」
「ホテルの方に取りに来ていただくことでも良いですよ。」
「そうですか。。。。レンタカーでも借ります。」

レンタカー屋さんに行くと既に人影はなく。。。
電話で呼び出すとしばらくしておばさんが。
「レンタカーですね。何日借ります?」
「3日。」
「で、今朝どこを出ました?」
「オスロ。」
「さては、ストックホルムで荷物とらなかったでしょ。大丈夫、そんな人いっぱいいるから。
荷物は出てくるでしょう。」

図星でした。
ということで緊急出費となりました。
でも借りたVWのポロは乗りやすかったです。

詰まるところ
一応形式的ながら自分の手で税関を通過した形にしなければ
シェンゲン条約に沿わないのです。


ノルウェーのナルビークまで行けましたし。
トナカイにも逢いました。

荷物を取りに行くと誰もいない空港で、
スカンジナビア航空の方から、
売れ残りの販売用機内食(軽食)を2ついただきました。
どうも。

シェンゲン条約にはお気をつけください。