ゴールデンタイムのニュースでも大々的に報道された
ハドソン川の奇跡。
アメリカ国内での国内線事業が大半の
US Airwaysの事故です。
http://aviation-safety.net/database/record.php?id=20090115-0
この事故でバードストライク後の
サレンバーガー機長の機転の利いた判断に
賞賛が集まりました。
サレンバーガー機長は、
もし万が一の場合はハドソン川にと常日頃から考えていたようです。
パイロットの乗員訓練でも、
たたき込まれますが、
もし何かあった場合のために
巻き添えが少ないように都市部の上空はできだけ避ける、
砂漠の上空は不時着時に救援がこないと思え
など実際のシーンを想定します。
ここで現実に戻ります。
近年マニュアル社会化が進んでいます。
マニュアルを作ることは結構ですが、
マニュアルというのはマニュアルを作ったひとの
考え方を書いたHow To本です。
サレンバーガー機長の行動は
マニュアルに書いてあったでしょうか?
それが問いかけです。