以前本ブログでCRMについて触れました。
日本語版のWikipediaには記述がありませんので、
英語版を引用します。
http://en.wikipedia.org/wiki/Crew_%28or_Cockpit%29_Resource_Management
他業界にも応用されており、
私も時折参考にしています。
良く話を聞くこと。
これは基本です。
以前本ブログでCRMについて触れました。
日本語版のWikipediaには記述がありませんので、
英語版を引用します。
http://en.wikipedia.org/wiki/Crew_%28or_Cockpit%29_Resource_Management
他業界にも応用されており、
私も時折参考にしています。
良く話を聞くこと。
これは基本です。
ミラノ郊外のリテーナ空港で生じたセスナとMD-87の衝突も
同様の理由で発生しています。
http://aviation-safety.net/database/record.php?id=20011008-0
http://aviation-safety.net/database/record.php?id=20011008-1
以前触れたテネリフェでの747同士の衝突事故も
濃霧の中管制と2機間のやりとりで誤解が生じています。
人間は必ず間違うのものです。
分かっていても同じ間違いを繰り返します。
自分は間違うものだという基本認識の下、
疑ってかかる勇気が必要です。
それができないため、
同じ過ちを繰り返すのです。
先日の金沢から某テーマパークに向けた
ツアーバスの居眠り運転による事故。
勤務管理がまるでできていないことが、
明るみになりました。
航空機の場合は、
シングル編成 = 機長 + 副操縦士
マルチ編成 = 機長2名 + 副操縦士
ダブル編成 = 機長2名 + 副操縦士2名
となります。
運航している会社の所属する国の法律や、
その会社の方針により何時間以上のフライトではマルチ編成、
何時間以上のフライトではダブル編成と
決まっております。
また機長2名以上の場合は、
万が一機長の意見が割れた時を想定し、
事前に
責任機長(Pilot in command =PIC)
を決め最終決定権を付与します。
安全な判断を。