A350-1000

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Roger (ラジャー)

2012-11-23 | テレビ番組

ドラマ TOKYOエアポート で交信を模擬した内容で
たびたび交わされる



「ラジャー」



という言葉。



実は、実際の航空管制では
「御法度」とされる単語です。



ラジャー (了解)は
何をどのように理解してどう了解したのかが
曖昧なため、
わずかなやりとりの食い違いで発生する
航空事故の発生原因となりかねません。



同様にYes,Noも利用しません。



英語の文中のYes,Noは
文脈により否定の意味でもYesになったりするため、
誤解の温床になるためです。



実はこのやりとりが危険とされて、
交信手順が変わったのが
スペイン テネリフェでのジャンボ同士の衝突事故。
※本Blog既出



http://aviation-safety.net/database/record.php?id=19770327-1

http://aviation-safety.net/database/record.php?id=19770327-0

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%8D%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A7%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9C%E6%A9%9F%E8%A1%9D%E7%AA%81%E4%BA%8B%E6%95%85

上記文中にもありますが、
この事故をうけて
肯定の場合 = Affirmative (アファーマティブ)
否定の場合 = Negative (ネガティブ)
と文脈によらない言い回しとなるよう決められました。



さて、ドラマですが、
このようにアファーマティブやネガティブなどと言っても、
楽しみにされているお子さん方は、
画面の前で「ぽかん」としてしまうので、
台本の作りとしては
「ラジャー」がふさわしいと思います。



日銀による建設国債無限買付

2012-11-23 | 国際・政治

経済は門外漢ですが、
私が見てもおかしいと思われます。


政府が発行した建設国債を、
日銀が無限に買い付けるというもの。


国債は
国の信用力を基に借金をするというもの。


中央銀行は、
国家・通貨の信用力を基に
通貨の発行を行うもの。


国の信用でする借金を、
国家の信用力で通貨を発行し
補うと言うことになります。

純資産が増えないのに
借金の連帯保証人に自分自身や
生計を同一にする家族がなるようなものです。



第一次世界大戦後に発生した、
ドイツのハイパーインフレさえも彷彿とさせます。

当時は紙幣が大量増刷されました。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3#.E3.83.89.E3.82.A4.E3.83.84.E3.81.AE.E3.82.A4.E3.83.B3.E3.83.95.E3.83.AC.E3.83.BC.E3.82.B7.E3.83.A7.E3.83.B3


かなりの違和感を覚えます。