一畑薬師と聞いて、すぐにわかる方は少ないと考えます。
出雲大社から松江しんじ湖温泉を結ぶ
一畑電鉄が近くを通っていると言えば、
島根県民でなくともおわかりいただけるかと考えます。
一畑電鉄の一畑口からしばらくいったところに、
一畑薬師はあります。
この一畑薬師、
水木しげるさんが幼少期
家族でお参りしたことでも知られます。
一畑口からタクシーに乗ると
人の良い運転士さんでいらして、
ようお参りくださった、
昔は一畑口から一畑薬師の下まで電車が走っていたが
戦時中、線路を供出してしまったため、
そのまま一畑口止まりになってしまった、
など、地元の話をたくさんしてくださいます。
お参りした帰りも、
地元の特産品のはなしや、
一畑電鉄の100年前の電車のお話し、
そして昔あった一畑パークが地元の憩いの場であった話も。
確かに一畑電車のつり革には、
ずいぶん昔廃園となった一畑パークの宣伝が残されています。
地場の運転士さんというのは
何とも暖かい方が多いようです。
一畑口の駅には水木しげるさんの
「目玉おやじ」の像もあります。
1度電車で一畑薬師をお参りしても面白いかもしれません。
ラッキー
2015-10-31 | 音楽
l.u.c.k
というラッキーを数えるこの歌も、
なかなかです。
https://www.youtube.com/watch?v=35FbwCIxT0g
どうせ数えるならラッキーを数えた方がいい。
小説 下町ロケットが今度はテレビドラマ化されました。
非常に見ていていい筋書です。
劇中、銀行員や競合他社に死蔵特許といわれ、
「道楽」とも言われていた技術開発。
非常に「悪者」風に描かれている敵役ですが、
実際にはあのような接し方をされる方が9割5分ほどで、
好意的な目を持ってくださる方は
ほんの一握りです。
こんな下町の中小企業も多いのが実情です。
人と違うことで戦う「競争」は
理解されないことへの忍耐も必要です。
競争だから早く。
競争だから安く。
競争だから残業して一生懸命に。
私はこの考え方が視野狭窄(しやきょうさく)にみえます。
同じようなものを売る競争だから
差を付けるなら「早く」「安く」しなければ勝てないのです。
同じようなものでなければ、
そして必要性を見出していただけるものであれば
相応の値段で、
ちゃんとした品質が出せるようしっかり作り込んで、
納得いただけるよう
お納めするはずです。
せっかくなら人と違うところに向かう「競争」ができるといいと考えます。