秋の長雨。
ゆっくりと電車に乗って
街を眺めるのもいいなぁ。
電車の中吊り広告を見るようにしています。
いつも乗らない路線に乗るときは特によく読むようにしています。
この中吊りや
特に天井の広告ではその傾向が強いようですが、
路線ごとの特徴がでていて
その路線の沿線に住む方や利用者の個性が出ていて
観察には打って付けです。
そしてもう一つ。
終点の駅での中吊り広告の変更作業をみることがあると
なお面白い。
鮮やかな手つきでパチンパチンとあっという間に
一両の広告を掛け替えます。
車内広告も面白い。
植木等さんのスーダラ節を含め、
クレージーキャッツのC調な曲と映画がヒットしたのが
昭和30年代の高度成長期。
歌詞をまじまじと聴いていると、
これはと感じさせられます。
馬で金儲けしたやつぁないよ
わかっちゃいるけどやめられねぇ
植木等さんはこの曲を提案されたとき
困惑したそうですが、
実家がお寺である関係でこれこそ仏の教えだと諭され
歌うことにしたということです。
落語の中でも出てきますが
賭場を開くことは「開帳」、
賭場に渡すお金は「寺銭」
といいます。
執着(しゅうじゃく)に関することですから、
仏教とも密接に関係しているようです。
さて、この植木等さんのリバイバルブームが来たのが
1980年代後半から1990年頃。
バブル絶頂期に人気が出たわけです。
人が浮かれてお金を使い始めると
はやるこの関係性をみていると
何か感ずるところがあります。
でも陽気な唄なので気分も上がってきます。
衆議院議員選挙をみていると、
政府与党系の方々は
しきりに「今」のことばかり言っています。
車の運転
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/07280809b933d3ea989d8dd14477323e
物価上昇目標2%はほど遠く、
無制限に借金が繰り返される。
下手な運転をみてるみたいです。
これも今の日本を見る鏡。
ジタバタせずに、日本が底つきするのを静かに見届けるしかないのかもしれません。
トランプ政権における、ユネスコ脱退。
しばらく前には、
ティラーソン国務長官辞任についての報道も流れました。
トランプ・ハラスメント part8
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/d7517a2c9357af4bfe24aa9eca02e1ea
相転移の時代はすぐそこです。