被爆者の方を存じ上げております。
夏の時期にお会いすると、
冷房がきつくてとおっしゃいます。
被爆の後遺症で体温の調節が
うまくできないようです。
技術者である私に、
被爆者にも優しいエアコンを開発して欲しい
とおっしゃいました。
今年もこの時期が参りました。
世に言う日航ジャンボ機墜落事故。
発生したその年に
EXPOつくば・科学万博が開催されており
機体に万博のマークを入れて飛んでおりました。
万博の会場もほぼ当時の面影はなくなっておりますが、
事故を風化させてはなりません。
その後の747-400はじめとする
航空機の安全運航の基礎となり続けて
いただきたいものです。
Joe Sutter
The father of the 747.
747開発チームのチーフエンジニアとしてその名を残す人物です。
失敗もありますが、
40年を経てそのコンセプトは受け継がれています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Joe_Sutter
http://www.youtube.com/watch?v=4JydJeMk_zg
アベノミクスで注目されるリフレことリフレーション。
Wikipediaの記述では以下のようになっています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
かつて、江戸時代に改鋳により長期的な
経済の安定に至ったと記されていますが、
ここに疑問があります。
改鋳とは出回っている小判などを一回溶かして、
より質の悪い小判にしてしまうというものです。
これで金の量は増えなくとも
出回るお金の量は増えます。
しかし当時は「鎖国」していました。
日本経済は日本の中で閉じていたことになります。
先般私が持ち出した
「マクロ経済学と非平衡統計力学」の比較からいくと、
鎖国していた日本経済は「平衡系」です。
卵の殻がしっかりとあり黄身と白身のバランスが変わっても、
殻の中で微調整があって終わるという理解ができると思われます。
現在の世界経済は殻がない皿の上の卵の黄身と白身が
たくさんくっついて並んでいる状態です。
難しい言葉で言うと「非平衡系」です。
日本経済だけの話では終わりません。
すでに新興国からのマネーの逆流が起こり、
新興国経済が減速し始めています。
高橋是清も出口戦略でつまずきその後軍部の暴走につながりました。
危険が刻一刻と迫っているように感じます。
先日の麻生太郎副総理の発言。
ナチスドイツに学び、
改憲をしてはどうか、というもの。
ご本人は事の次第を周囲に諭され、
撤回されましたが、
かつ真意が伝わっていないと弁明されたようですが、
失言は何回目でしょうか。
そもそも気の緩んだところで行われる失言は、
警戒心が薄れちょっと「本音」が出たと見る方が自然です。
政府首脳の発言としては、
非常に危険だと思われます。