A350-1000

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対気速度とピトー管

2015-03-08 | 航空機

対気速度と対地速度という二つの言葉があります。
もちろん航空機のお話しです。

このお話しはプロにはもちろんのこと、
マニアにもよく知られた話です。

対地速度というのは文字通り地面に対して
どれほどのスピードが出ているか。

対気速度というのは航空機の周りの空気に対して
どれほどのスピードが出ているか。

国内線ではあまり大きな影響を受けませんが、
偏西風に乗ってor逆らって飛ぶ長距離便では大きな影響があります。

東京から西に向かってヨーロッパ主要空港まで、
偏西風に逆らって12~13時間程度、
ヨーロッパ主要空港から東に向かって東京まで
偏西風に乗って11時間半程度、
と長距離になると大きな差が出ます。
※時刻表ベース

航空機の揚力などの飛ぶための条件は
周りの空気との関係で成り立っています。

巡航状態の機体そのものはそれほど変わっていないはずにもかかわらず、
偏西風に乗るか乗らないかだけで
到着時間が変わっています。

それだけ対地速度と対気速度が異なっていることが分かります。


この対気速度を測る方法として、
かなり古くからある方法として
「ピトー管」があります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%88%E3%83%BC%E7%AE%A1

F1などの中継でも車体から
ピンと伸びた管があるのをご覧いただけます。

F1の場合「1本」ですが、
航空機の場合は「3本」です。

実はこの考え方です。

http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/0723b1fd85a43cced6ab0c940d7d390f

F1マシンはピトー管が壊れても、
人命に影響がありません。

航空機はピトー管が壊れると
航行に影響が出ます。

それ故、1つがおかしくとも残りの二つでもなんとかなるように、
という配慮から「3本」になっています。

Google検索で「機首」の画像をご覧いただければ、
ヒゲのようなピトー管がご覧いただけます。



リフレと文民統制

2015-03-07 | 政治・経済

リフレが行われ、
バズーカなどと言われています。

歴史に学ぶと以前の記述通り、
戦前にそのようなことが行われています。

http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/8547203c0338ac64013220d2c7378628


昨今防衛省の文民統制をより制服組を重用した制度に改めるとの
方針を内閣は示しています。

高橋是清が命を落とした
その時節に状況が似通ってきています。

軍靴の音が聞こえてきます。


国際耳の日 - ヘッドフォン難聴

2015-03-07 | デジタル・インターネット

3月3日は耳の日です。
国際的にも耳の日だそうです。

ここで話題になっているのが
ヘッドフォン難聴。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150303/k10010002611000.html

http://matome.naver.jp/odai/2142532708421805901

これに対して従来より取っている対策が、
このデジタルノイズキャンセリングヘッドフォンの利用。

http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/00f16a97f7416d2d28f3bd3046c3e73a

本当に電車や航空機の中でも静かに音楽を聴くことができます。

これはSN比というものに関わりがあります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/SN%E6%AF%94

周囲のノイズ(N)が多いと信号(S)である音楽の音量を上げざるを得なくなります。
Nに埋もれないようSを大きくします。
そのため大音量になるわけです。

デジタルノイズキャンセリングヘッドフォンでは
ヘッドフォンに取り付けられたマイクにより周囲の音を拾い
それを打ち消す音をヘッドフォン内に出し、
文字通りノイズを可能な限り「キャンセル」してくれます。

するとノイズ(N)が小さいので
シグナル(S)である音量も上げずに済みます。

私がWalkmanやXPERIAを選ぶ理由は
このノイズキャンセリング機能を標準搭載していることによります。