阿波池田「禿頭」の酔っ払って候(元福寿司2代目)

ブログ開始9年目、75歳になった。家族、師、友にブログ通じ少しでも恩返しが出来れば幸いなり。

きらら大正でのおはなし、パート1

2014年06月15日 23時54分45秒 | 仏法


初めは、やなせなな様のお話です。


23歳で僧侶(浄土真宗本願寺派)となられたのですが、29歳(現在38歳もうすぐ39歳)のときに、

子宮体がんを発病、子宮と卵巣2つの摘出手術を受けられる。

身体は2年ほどで元に戻るが、心は落ち込んだまま、周りの人が心配して、

30人のお寺の奥さんの前で話をすることをすすめられます。

以下はレコーダーからの聞き取りです。

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「では皆さんにひとつ質問、仏さんはどこに居るとおもいますか?」

「仏像のなかですかね、私は子供のころばあちゃんに、人は死んだらここにいくんや、
仏さんの待っているところといつもご本尊をさされていたので、
それが仏さんなんかなぁとちょっと思うてたんです」

「でも仏さんは出張しはるんです、とてもよく出張されるんです、
私が出会った仏さんは、ある一人のお寺の奥さんの姿をかりて
仏さんがやってきたんです」

「手術から2年後のこと、私があまりにも落ち込んでひっこんでいるもんですから、
坊主仲間の若いお坊さんがね、お寺の奥さんの前で話してよと引っ張って出してくれたんです、
まあ女性ばかり30人ぐらい、だから生まれて初めて人前でガンの話をしました、すると
その中の一人の人が泣き出したんです。」

See you tomorrow!
コメント
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