檀家さんのお話が多く記載されていて、江戸時代から昭和の20年代ぐらいの記事があります。
今ではちょっと想像がつかないぐらいの繁栄ぶりです。
前ご住職の文章です。難しい漢字が多いです、自分なりに読んでみました。
箸蔵寺の由緒
真言宗別格本山箸蔵寺由緒沿革
筆者 佐藤令宜
天長五年、弘法大師この山に金比羅神と邂逅し、神の請願たる済世利民
のご神託を蒙り、七堂伽藍を結構すると共に、自刻の神像にその霊威をこ
めて、ご本殿に奉安し、以て当山を開創す。
以来、霊威赫赫、法燈燥然(燦然・さんぜんのまちがいでは)、一千有
余年の伝統に輝き、琴平とともに、わが国金比羅信仰の中心本山として、そ
の信徒全国に普く。琴平奥の院の称あり。
また、寺域山林広大にして、箸蔵谷の霊跡を中心に、全山老杉(ぜんざん
ろうさん)・巨桧亭々(きょひていてい)とし、鬱蒼繁茂(うっそうはん
も)し、森厳幽邃(しんげんゆうすい)の中に大門・本坊・護摩堂・鐘楼・
薬師堂・観音堂等、境内建物三十余宇、殊に、金比羅大権現御本殿は、八
棟造り銅板瓦葺(六百坪)にして、豪華森厳、斯界建築技術の粋を凝らし
て、輪奐(りんかん)の美を極め、特にその内陣に至っては、千古の伝統
を物語る、荘厳の結構、精緻また粛然襟を正さしめ、神威の崇高と相まっ
て、自ずから頭のさがるを覚ゆ蓋し(おぼゆけだし)、全国まれにみる巨
刹にして、文字どおりの霊域である。
日本語はいいなぁー漢字があり、ひらがなカタカナがあり心の表現が豊かですね。
すいません、かなり酔ってます。丁寧語、謙譲語、尊敬語がある日本語いいなー、
そう思えば英語はラクかも、でもしゃべれないけんど・・・