取り越し苦労

ただいま帰りました。

義母のいない家。
行ってもまだなお実感がないというのが今の心境です。

　「座っているだけでごはんが食べられるって言うのはありがたいことだな」
　「しょっぱいとか味が薄いとか文句ばっかり言ってたけど、今になってありがたみがわかったよ」
　「朝食べたと思うとすぐ昼になって、ちょっと掃除するともう夜ごはんの支度時間になるんだ」
　「結婚してから５０年（食事の支度・片付け・家事もろもろ）毎日毎日やってくれてたんだな。大変だっただろうな。」
　「買い物も一苦労なんだな。自転車ででかけるのさぞ大変だっただろうに」
　「いまさら気が付くなんて遅いって言われそうだな」
　

とは義父の言葉。
いてくれるのが当たり前だった人が突然いなくなってしまうってこういうことなんだ


ただ今回部屋に上がってびっくり！

　『きれーーーい 』

冷蔵庫の中はすっきり（何にも入っていないともいう）
洗濯物は１枚もない（毎晩お風呂の時に洗っているとのこと）
押し入れの中も戸棚の中も、正直お義母さんがいる時よりきれい

　「たださすがに疲れたな。そのうち出ていくからよろしく頼むぞ」

これもお義父さんの本音なんだと思う。
そりゃそうだよね...。

ひとまず、これまでのもろもろの心配は取り越し苦労だったみたい（笑）
でも、そうじゃない、がんばりすぎちゃって気が張ってるってことも分かった。


お義父さんのペースに合わせて、必要なサポートをしていかなくっちゃ