一日1笑

どんな一日でも1回位は楽しい出来事があるはず!せっかくの一日だもの、楽しんで過ごします♪

心が平穏になるなら・・・

2012-09-03 16:21:27 | ファミリー・ホーム
私:
「さっきお経の間ずっと考えてたんだよね。
このお経のために人を集めて、
お坊さんにかなりのものをお渡して・・・
それが何なのかな?って。

もし私が死んだら
お葬式はせず家族で温かく見送ってくれればいい。
戒名もいらない、一周忌も三回忌も必要ない。
お墓だって樹木式合葬で十分、
なるべく優花に負担のないようにしてほしい、って。

でもね、さっきのお義父さんの涙を見たら
心から安堵した顔を見たら
それはそれでいいんだな、って思い直した。

残された人が
そうすることで心が平穏になるなら
それも充分意味のあることなのかな、って思うようになった。」


ダーリン:
「そうだよ。
自分自身にとっては全く無意味と思っても
こと相手のために、って思ったらやっぱりやってあげたくなるものなんじゃないか。
死んでからしてれるせめてものこと、そう思うはずだと思う。

でも、俺自身はいらないって思うけどな。」


私:
「だよね~!
だったら生きてる2人に有意義に使ってほしいと思うもん

今ここで2人の意思確認はできたわけじゃない
だったらお互いの意思を尊重して何もしないようにしようよ!
優花は説得してさ


ダーリン:
「そうだな。
だとしたら俺が先がいいな」


私:
「私もそう思う。
でもさ~ 平均寿命からいうと絶対女性の方が後なんだよね(笑)
その後の生活費ちゃんと残しておかなきゃな~


ダーリン:
「遺族年金とか出るんだろ?」


私:
「うん!でもどの位なんだろうね~



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お義母さんの三回忌が無事終わりました。


終了後、お義兄さん家族と義父が入居した老健へ。

全員揃って来たことに驚く義父。
(実は入院して以来初めてだったりする・・・)

ダーリンがお寺の様子を撮影した写真を見て安堵する義父。

午前10時に合わせてベットの上で一人お経をあげていたという義父。

「よかった、本当によかった。」

涙する義父。



そうすることで心が平穏になるなら、
とても意味のあること、本当によかった