ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

2つのスイングの差

2016年01月09日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
昨夕、思い立ったようにInstagramやFacebookに投稿しました2つのスイング。

ご覧くださった方々、ありがとうございます。

中には20回くらいご覧くださった方もいらっしゃるようです…^^;
ありがとうございました。m(_ _)m

Facebook等に書き込んでくださった皆さまのコメントを拝見していますと、
フォロー~フィニッシュのところでの動きの差を挙げてくださる方が多かったです。

皆さま、2つのスイングは「何か違う」とお感じになったようでした。

もしかすると、1つ目のスイングの方が良いようにお感じになる方もいらっしゃるかなぁ~と思っていたのですが、
2つ目の方が良いとお思いになった方が多かったです。コメントを読む限りでは…。

昨夕のブログにも、この2つのスイングは、
このbeforeとafterですと書いていた通り、



1つ目は、スイング中の各クラブの位置をなぞるようにして振ったスイング。
(一般的にはポジショニングと言われる)。

2つめ目は、『ゴルフスイング体操』によって出来上がる身体の動きで振ったスイングです。

結論からすると、どちらのパターンで振ってもボールを打つことはできます。

でも、実際に飛んだボールまでを見ていただけると、
2つ目のスイングの方が、弾道の直進性、飛距離ともにアップします。

レッスンを受講くださっている方々にも、実際にこの2つのスイングを見比べてみていただいていますが、
動きの差は分かりにくくても、
インパクトの瞬間の音や、
飛んでいるボールのスピードも違うのは、
よくお分かりいただけるようです。(^-^)

1つ目(before)と、2つ目(after)で、私自身が感じる大きな違いは、
使っている筋肉です。

beforeのスイングは、
この黄色の線で囲ったあたりがよく動くように感じます。



そして、ブルーで囲ったところは黄色の箇所がスピードを持ってよく動いたとしても、ブレないようにするための土台なの?って感じになります。

一方の2つ目のスイングは、この感じです。



全身の筋肉が繋がるように動き、お尻の筋肉や太ももの裏側の筋肉(ハムストリング)も、ヘッドを振るための動力として働くと感じます。

ゴルフスイングを機能解剖学と照合して考えてみようと、この段階に踏み込んだ時…、



beforeに対して、まず「?」を感じたのは、この動きを「内転」や「外転」などの言葉に当てはめようとした時、どれになるのか?が、よく分からなかった。

そのため、どの筋肉のどういう働きでクラブが振れるのか?も、よく分からなかった。

でも、全身に付着している筋肉を見て、これらをどう繋げるとゴルフスイングになるのか?を考えると、
「こうだよね」って動きが見えてきて、
同時に「内転」や「外転」などの動きのどれに当てはまるのか?も分かるようになって来た…と言う感じです。

これは、以前のブログに、入口から入れば出口まで出られなかったのが、
出口から入ってみれば、すんなり入口に抜けることが出来たと言う感覚と同じです。



なので、昨夕、投稿した2つのスイングの1つ目は、
筋肉の動きにおいても、手先優先、
2つ目は、体幹の深層優先…と言い替えることも出来るでしょうね。(^-^)

…と言うことで、2つのスイングを何度も見比べてくださった皆さま、
ありがとうございました。m(_ _)m
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