ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

ちょいイケゴルファーを目指して!④

2006年11月06日 | ゴルフの空 その2
『ちょいイケゴルファー』になるために…。
私が、ラウンドレッスンなどで、一番に言うことは、「流れに沿って、前の組に付いて行くこと。」
プレーが遅くて、前の組に遅れてしまうことは、”ゴルファーの恥”とばかりに、「早く行きましょ」「プレーとプレーの間は、なるべく駆け足」と言う。
「ゴルフコースは、一車線しかない公道と同じです。ひとつの組が遅れたら、後の組も遅れます。私達は、若葉マークだからノロノロ運転でも許してと言っても、渋滞させてしまったら、後ろの組の全ての人に、その日、そのコースに来ていた全ての人に迷惑をかけてしまうと思っていても良いでしょう。」
この「前の組に遅れないように…」は、ラウンドデビューし立ての方達には、結構負担になる…のは分かっている。
だけど、1ホールにかかる打数が多くなってしまう場合は、1打にかける時間やプレーとプレーの間を短縮するか、もしくは、手で持って歩いて前に進むかをしないと前の組に遅れてしまう。

「ティーショットを打ったら、次打を打つ候補のクラブを3本くらい持って、ボールのところまで駆け足!」
「セカンドショットを打ったら、サードショットのところまで駆け足!」
「グリーンに近づいてきたら、9番アイアンやPWなどの短いクラブ交換する。このクラブ交換も駆け足!」
「グリーン上でのプレーが終わったら、速やかに後ろの組のためにグリーンを離れる。」
コースデビューの方や、コースデビュー間もない方には、この駆け足!駆け足!早く!早く!は、結構新鮮らしく(?)…。
「ゴルフって、もっと優雅なものかと思っていました」
「結局、自分が打っている時だけが落ち着ける感じ」
などとの感想を頂く。

コースデビューをもう何年も前に済ませ、今では、自分のペースでラウンドできるようになって来られた方々は…
「走れ!と言われれば、”はいっ!頑張ります!”みたいに走って、走って…私達って、健気だったわぁ~」と、笑い話のように、当時を振り返っておっしゃる。
「だけど、遅れないようにプレーしようと言うのが身に付いた。遅い組を見れば、遅いと分かるようになった。」ともおっしゃる。

ラウンドデビューの方達に、「動作をさっさと」とか「駆け足」と言うのは、何も憎くて言っているのではなくて、最初に”早く”プレーをするクセを付けた方は、後々ラクだと思うから。
”ちょっとゆっくり落ち着いてプレー”への移行もしやすいと思う。
また、スロープレーヤーと言う、ゴルファーにとっての不名誉なレッテルを貼られずに済む。
だけど、”遅く”プレーをすることに慣れてしまっている方は、”早く”への移行がなかなか出来にくい。
遅いからと言って、早くプレーをしようとすると、自分のペースが乱されて、結局、また”遅い”プレーヤーに戻りやすい。

「後ろの組から、”早く行け”と怒鳴られた」
「前の組に遅れて、マスター室の人に怒られた」
「キャディーさんに、”早く早く”とせかされた。それでも、気にせず、同じ調子でまわっていたら、段々キャディーさんが不機嫌になってしまった」
前の組に遅れて、良い思いをすることは、ほとんど無い…。

『ちょいイケゴルファー』は、動作をさっさとや、プレーとプレーの間の駆け足、早く歩くことを、当たり前のように出来るプレーヤーであることは…間違い無い!

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