ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

肘を引き締めて…

2009年08月10日 | ゴルフ理論…私の見解
さて、今期のはじめから練習している”ババンババンバンバン”ドリル。
腕の振りを無駄なく、シャープに…、飛距離と方向性の両方を追求して行ける腕の動きを練習しましょう…とのドリル。
皆さまに行って頂いての途中経過としては…。
「この動きは、簡単」
「簡単なようで、意外と難しい」
「できない。分からない」
「スムーズに動けると良い当たりが出るけれど、それが続かない」
「(左肘の”締め方”が)これまで締めているつもりでも、開いていたのが分かった」
「今までは、やはり”力”で振っていた。力で振らなくても、動き方が良ければ、今までよりも”ラク”に振れて、真っ直ぐに飛ぶ」
など、このドリルを行ってみて口になさる言葉は、人によって様々。

私としては、ドリフターズの”ババンババンバンバン”は、子供も大人もみんな揃って踊れるような動きだし、これが出来る方なら、このドリルは、クリアできるはずで、この動きをベースにしたような振り方なら簡単と、皆さんに感じて頂けたらな…と思う。

現に、これまで「筋力不足による動きの不安定さが原因?」と思われた方が、このドリルを行ったことで、スイング軌道や腕の振り方が安定し、ボールが飛ぶようになって来られた方もいらっしゃる。

このドリルを行うことで、引き出したいのが、やはり肩甲骨からのパワー。
”ここ”が上手く稼働すると、ヘッドスピードも上がり、スイングの軌道も安定しやすい。
だから、筋力は変わらなくても、飛んでさらに曲がりにくいショットを打てる可能性が高くなる。

左脇にヘッドカバーやタオルをはさんで落とさないように振るドリル。
両腕の間に、ハンドボールくらいの大きさのゴムボールをはさんで打つドリル。
昔の上手な人が、「ボールを上から叩け」と言っていたこと。
これらは全て、”言いたいこと”は同じ…ということが、”ここ”を分かることによって、理解できると思う。

”ババンババンバンバン”の動きから練習してみる腕の振り方ドリル。
反対の手で肘を押えながら行う片手素振り。
(巨人の)小笠原流ドリル…(笑)。
これらを繰り返して練習しているうちに、腕の振りが無駄なくシャープになって行き、肩甲骨パワーが発揮され、”軽く振っているように見えるけれど、しっかり飛んでいる”スイングが身につく。
また、”ここ”の練習は、多分、”飛んで曲げたくないショット”を打ちたいプロ達も繰り返して練習しているはず。
スキルトレーニングにもなるドリル。

”身体で分かるようになるまで”、また、”分かったと思っても、まださらに繰り返して”、練習して参りましょう。

「お盆休みに、練習するぞ!」と思っておられる方は、肘を引き締めて(!)、レッスン中さながらの練習を(笑)、行っておいて下さいね。

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