ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

毎回同じ練習でも…

2011年01月24日 | ゴルフ全般
「毎回同じ練習してるのに、スイングは毎回同じになりません…」

「同じ練習をしていても、日によってスイングが違うように感じます」

これ、レッスンを受講中の方々の言葉。

でも、とても率直で正直なご感想だと思います。

あえて言葉に出さなくても、そう思っておられる方は、多いはず。

逆に、そう感じるほうが、良いくらい。

毎回、同じと感じられたら、よっぽど調子が良いか、あるいは、身体の動きに対して鈍感か、練習中の注意力散漫を疑ってみても良いくらい。

スイングって、そんなもの。

何回か、このblogにも書いたことが有るが、人間の身体は、日々新陳代謝を繰り返し、変わって行く。

身体にも、重い日、軽く感じる日、絶好調な日、不調な日が有るように、身体が変われば、スイングも変わる。

だからこそ、スイングを練習する前の練習は、毎回、同じなほうが良い…のではないかと思う。

毎回同じ練習を繰り返すことによって、日々違ってしまうスイングの違いを抑えて行くようにする。

そのためのドリル、そのための型。

この型稽古に関しては、以前のblogに古武術家の甲野善紀さんの言葉を掲載したことが有るが…。
『型は、”型にはまった人間”を作ることではなくて、型を型として使いこなせるようになるために、稽古するもの。
型は、身体を動かす手がかりとなるもの。
「とりあえず形を真似していただく中で、うまく日常的な動きから断絶した世界をかいま見ていただき、そこへ飛躍できるように稽古する人を導くように構造化されている」型を、型として指導すべき』じゃないかと、私も思います。

そのためには、どういう型で練習していただくのが良いか…を、考えて、提示させていただいたのが、現在の“円月殺法素振り”。

昨年の7月頃に、“肩のゼロポジション”の説明をさせていただき、それから、“円月殺法素振り”の練習をはじめてから以降、レッスンでは、毎回のように、“同じ練習”(苦笑)。

でも、「また同じ?」とか「飽きた…」とか思わずに、繰り返してみて下さいね。

毎回同じ練習をしていても、なかなか、ボールを打つ時は、同じスイングにならない…それが、“普通”なのですから…。
もしも、今後、不調に陥ったとしても、この型は、『身体を動かす手がかりとなるもの』ですから…。

毎回同じなんですが(苦笑)、まだまだ、この“円月殺法素振り”は、しっかりと練習して行きましょう!!

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