憧れのジェントルマン

半袖で過ごせそうなくらい、良いお天気になりました。

宝松苑ゴルフセンターの桜も、もうほぼ葉桜に…。


…満開の桜を楽しんだ後は、風に舞い散る花びら集め（掃き掃除）が大変…(^^;

掃けども、掃けども、ハラハラ、ヒラヒラと、花びらが舞い落ちて来る…(ノ゜ο゜)ノ


で、宝松苑ゴルフセンターにて、私が、こういう掃き掃除や拭き掃除などをしていると、
ご来場者の方から、直接「プロが、そんなことまでされるんですか？」と、お声を掛けて頂くことが有ります…(^_^;

このご意見には、私に対する“同情”が含まれているような気もするのですが…（苦笑）
私自身は、「掃除くらい、私もしますよ」「私でも出来ることですから…」って思っています…(＞▽＜)b

けど、あれ、決して、誰かに指示されて、「やらされている」ことでは無いのです。

「それくらいのことは、私でも出来ますから、私がやります」と、『指し手感覚』で、自ら行動していることです。

だから、「可哀相に…。プロが掃除さされている…」なんて目では見ないで下さいね…って思います…本当に…(;´▽｀A

それよりも、私の“憧れ”の白洲次郎さんは、晩年、軽井沢ゴルフ倶楽部で理事長を務めながら、ご自身がプレーを楽しむと言うより、長靴を履いて、ゴルフ場内の雑草を抜いたり、水はけが悪いところを見て回ったりの、言わば“コース管理”を、よくなさっていたそうです。
私には、この行動が、とても“素敵”に見える。
白洲次郎さんなりの考えが有っての行動だったのだろうと思う。
理事長としてすべきことをご自身なりに判断して、そうなさっていたのだろうと思う。

私は、「そういう人」をカッコ良いと思います…(^^)

ついでに書いておくと、ゴルフ場の理事長であった頃の白洲次郎さんを、「カッコ良い～！」と思うエピソードは、他に…。

車の後部座席にふんぞり返って、運転手にシューズの紐を結ばせている会員を見かけた時、その会員に向かって「てめぇには、手がねぇのか!」と怒鳴りつけた事。

当時の総理から、これからプレーをしたいとの連絡が有っても、「会員以外、お断り」と、たとえ、相手が総理であっても、特別扱いしなかったこと。
（特別扱いしなかったと言う事は、白洲さんご自身も、「特別扱いをされることを好まなかった」と、うかがい知ることができる）

キャディーさん達には、安全に職務に従事出来るようにと気を配り、やさしかったこと。

マナーやエチケットにはうるさく『ＰＬＡＹ　ＦＡＳＴ』とプリントしたＴシャツを作ったこと。

上手いからと威張るヤツが嫌いだったこと。

など…。

…実際にお会いしたことは無いのですが…(⊃∀｀* )エヘヘ
これらのエピソードを知る限り、“やんちゃ”だけど、お慕いしたくなるような、素敵なジェントルマンだなって思います…（ノ￣▽￣)ノ～～～～{恋心}

私も、晩年には、どこかで、黙々と雑草抜きをしているおばあちゃんになりたいな…(笑)。

なんて、そんな風に思うので、今も「黙々と掃除をしている私自身」は、自分で嫌いじゃないんです…o(^▽^)o

と言うことで、掃除も頑張りまぁ～す…( ・_・)ノ