ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

骨盤力のひとつ

2014年04月21日 | ゴルフ理論…私の見解
皆さま、骨盤を主とした動きと、
股関節を主とした動きの違い、なんとなく、ご理解いただけていますでしょうか?

股関節での屈曲やら伸展、内旋・外旋と、
骨盤の前傾・後傾や、水平回旋との違いって、
要は、腰椎、および仙腸関節との連動が有るか、無いかです。

ブルーの線のところが仙腸関節。



どちらも、股関節は動くので、同じ動きのように感じられたりするのですが、
股関節のみの動きは、腰椎の動きと連動しません。

ゴルフスイングを行なう際、
また、昨日のブログに載せたようなキックを行なう際、
骨盤からの動きで脚を動かせた方がパワーが出力されるのは、
そのひとつに、
お尻に付着している大きな筋肉(大殿筋)の力をそのまま活かせるからです。

大殿筋の付着箇所。




このイラストを見ながら、股関節で骨盤をカクッと折り曲げたところをご想像ください。

大殿筋も、2分割されてしまうように見えませんか!?

ですから、股関節から上体をカクッと折り曲げて背骨の前傾角度を作ろうとせず、骨盤の動きを主とした動きで前傾角度を作り、
そして、股関節をグリグリ動かせて身体を回転させようとするのではなく、

(↑股関節グリグリの図)

仙骨を中心に据えた寛骨の動きをした方が、

(↑股関節をグリグリさせない図)

大殿筋の力で腰部を守りながら、身体を回転させることができると言えるでしょうね。

こんなイメージ。



骨盤の前傾でアドレスを作った方がいい理由は、他にも有るのですが、
それは、また、追って書くことにし、、

アドレスを作る際、シャフトを股関節にあてて、このような感じで前傾角度を作るのは、




果たして、骨盤の前傾を示してのことか、それとも、股関節からの折り曲げを示してのことなのか?
とても、気になるところですね。

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