２種類の嫉妬

「嫉妬」ってイヤな言葉ですよね。

でも、嫉妬には、「ジェラシー型」と「エンピー型」と呼ばれる２種類の嫉妬が有るらしい。

それぞれ、どう違うか…。

「ジェラシー型」は、頑張っている人、輝いている人を見て、刺激を受けて、「よしっ、自分も負けずに頑張ろう！」と思うような、陽性の嫉妬。
それに対して、「エンピー型」の嫉妬は、その嫉妬をしている対象に向かって、妬みを感じたり、誹謗中傷をするような、陰湿の嫉妬。

どちらの嫉妬心を感じる人間かの分岐点は、「その人自身が頑張っている人かどうか」「その人自身に自信が有る人かどうか」なのだそうだ。

「エンピー型」の嫉妬をする人は、えてして、自分では何もしていない人と言うことになるらしい。

blogのコメント欄を炎上させるような、嫌がらせや誹謗中傷を書き込む人も、要は「エンピー型」の嫉妬をする人なのかもしれない。

また、「エンピー型」の嫉妬をする人は、他人も、きっと自分と同じように「エンピー型」の嫉妬をするに違いないと思っているため、他人の優しさや、事実を述べている言葉であっても、それを素直に信じることができず、結局は、他人を信じることができない人になってしまう可能性が有ると思う。

陽性の嫉妬をする人か、陰性の嫉妬をする人かの分岐点は、「自分に自信が有るか無いか」であるのなら、昨日のblogに書いた「これなら絶対人に負けない」ものを持っていたり、磨いていたりする人は、まぁ、「エンピー型」の嫉妬はしないとも言えるのでしょうね。

「嫉妬心」って、もしも、自分の心の中に湧き上がって来たら、思わず打ち消したくなるようなイヤな心理だけれど、それでも、人間は、嫉妬をする。

でも、その「嫉妬」は、単なる妬みなのか、それとも、自分が、より頑張ろうとする気持ちに転化できるものなのか…。

どちらなのかを自分で確かめてみることによって、“自分のことが分かる”のかもしれません。

「嫉妬心」は、誰にでも芽生えるものであるのなら、できれば、「ジェラシー型」の嫉妬ができる人間でいたいですよね。