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ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

良い方のインパクトは…

2010年09月08日 | ゴルフ理論…私の見解
添付写真は、肩甲骨、上腕骨、鎖骨のイラスト。
このイラストは、今期のレッスン時間中に、何度も見て頂いた…。

この骨のイラストを見ながら、おさらい…。
ゼロポジションは、“ここだ!”と、お分かり頂けましたでしょうか?

「肩甲骨から先が腕」
「肩甲骨を動きの起点として腕を振る」
そのためには、肩甲骨と上腕骨の動きの連動性が不可欠。
レッスンでは、その連動性を体感して頂ければ…と色んなドリルを試みているが…。
どうでしょう?
上腕骨が動くと、肩甲骨もそれにつられて動くんだなと、体感して頂けていますでしょうか?

単に腕を廻すと言っても、上腕骨の付け根で廻しているのか、肩甲骨から廻せているのか。
双方の動きを比べてみれば、肩甲骨から廻せた方が、結果として、腕の動きは大きくなる。
ゴルフスイングにおいても、腕を大きく動かせた方が、スイングアークは大きく描ける。
また、上腕骨が動くことによって、肩甲骨も、ごく自然に動くようになれば、肩甲骨は体幹側の骨なので、結局、腕と体幹の動きも一致しやすくなる。
腕の振りと身体(体幹)の回転が一致し出すと、身体の中心でボールをとらえやすくなるので、インパクトの際にも、体幹からのパワーを逃さずボールに伝えることができる。

さて、先日、掲載しておきました『インパクトA』と『インパクトB』は、どちらが良いか、見極めはつきましたでしょうか?

この二つの違いは、「どこが違うの?」と、『インパクトA』と『インパクトB』を何度もクリックして、見比べて下さった方が多かったようですね。

こうして2つの写真を並べてみると、違いが明確になりやすいでしょうか?

答えから書けば、良い方は『A』。

『A』は、現在、皆さまにも行って頂いている、”円月殺法素振り”でできた大きな円(スイングアーク)の一部でインパクトを迎えているような感じで、『B』は、インパクトの瞬間に、サンドバッグを叩くような感じにしてみました。

私自身は、この2つ、身体の使い方が、全く異なるのですが…。
こうして並べて見比べてみても、もしかすると、”ほぼ同じ”に見えるかもしれませんね(苦笑)。

『B』の、インパクトで、サンドバッグを叩くような感じがダメな理由は…。
実際に、サンドバッグを叩いてみると、よく分かるかもしれません(笑)。
インパクトの瞬間、ボールではなくサンドバッグを思いっきり叩く。
何度も何度も、それを行ってみると、どうなるか?
シャフトが折れる?
それ以前に、自分の身体も痛めそう…なのは、割と簡単に想像できますよね。
肩への負担も大きい…。

だから、『A』の方が良い、が正解です。

レッスンの時、この写真をプリントアウトして持って来て下さった方に、『インパクトA』と『インパクトB』の違いを説明させて頂くと、「そう言われてみれば、なんとなく違うように見える」とおっしゃっていたが…。

どうでしょう?
違うように見えましたでしょうか?(笑)


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