ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

深層筋から動き始める

2017年11月16日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
『ゴルフスイング体操(R)』および『GETエクササイズ(R)』の実践法の特徴として、
「深層筋から動き始める」が有ります。

人間の身体には、
表面上から触れることのできる表層筋から、
関節の近くに付着していて表面上から触れることができないような深層筋まで、幾重にも重なって付着しています。

単純なイラストに現すと、こんな感じ。



これらの筋肉を、
なるべく深層から動き始め、その動きを徐々に表層の筋肉に伝えようとするパターンと、



いきなり表層の筋肉を動かせて、その動きにつられて深層筋も動くというパターン。



この2つを比べてみると、
どちらの方が、身体はスムーズに、ブレなく動くでしょうか?

比較を体験するには、『ゴルフスイングの体幹運動』を、ちなみに…おこなってみてください。

*『ゴルフスイングの体幹運動』とは、
身体をこのように螺旋状に捻る運動のことです。



この運動の動き始めは、仙骨です。

最初は、軽く仙骨を左右に向けるような小さな動きをおこなってみてください。



そして、仙骨がスムーズに動き始めれば、徐々に捻る動きを大きくしてみてください。



そうすると、
深層部の筋肉が先に動いて、
その動きが徐々に表層部の筋肉に伝わる感じを体験していただけるのではないか?…と思います。

もうひとつの表層部の筋肉を先に動かすパターンを体験するには、
いきなりお尻やお尻の横、太ももなどの表層部の筋肉を動かせて身体を螺旋状に捻ろうとしてみてください。



こちらの方が、上手く捻り上げられず、しかも、身体がグラつきやすいのが、お分かりいただけますでしょうか?

言葉の説明で、
この2つの違いをご体感いただけるといいのですが…(^^;;

私も、2つの異なるパターンで、身体を動かせてみようとして、
上記の写真を撮りました。

自分で、これらの写真を見て、
脊柱のブレも少ないのは、最初のパターンの方だな…と思います。

…このブログをご覧くださっている皆さまにも、
ご自身のお身体を動かせてみることで、
この2つの違いをご理解いただけると良いなぁ〜と思います。(^^)



『ゴルフスイングの体幹運動』を実施する際は、
仙骨と腰椎をしっかりと繋ぎ、
動き始めは仙骨からで…宜しくお願い致します。(^o^)/


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