ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

由々しきゴルファーの目!?

2015年09月27日 | ゴルフ理論…私の見解
明日から2015年度後期の武庫川女子大学での授業がはじまります。

…と言うことで、
授業で使う資料を作成・作成してあるものをプリントアウトしたりしました。

今期、はじめて使う資料に添付した写真です。



この写真は、『ゴルフスイング体操』DVDブック出版時に、ベースボール・マガジン社さまに撮影していただいたもので、
高速度カメラを使用しています。

ひとつのポジション毎に動きを止めて撮っているのではなく、
実際にビュン!と振っています。
それを、高速度カメラでとると、これくらいシャフトの動きも止まって見えるのですね。
素晴らしい、高速度カメラの性能です…Σ(・ω・ノ)ノ

この写真は、主にゴルフスイングの各部の名称を覚えてもらう際に使用します。

今までは、とあるテキストに載っているイラストをコピーして使っていたのですが、
今期からは、この写真を使用することにしました。(^-^)

で、この写真を見ていて思ったこと。

この中の、例えば、この写真1枚を取り出してみて…、



ゴルフの解説では、
「右足裏は、まだ上がらない」
「グリップエンドはターゲット方向を向いている」
「頭は上がらない。ボールを見ている」
「右手のコックは、まだほどかない」
「右肘を右脇に付ける」
「この時のクラブフェイスの向きは…」
「シャフトの位置は…」
と色々と、色々と、本当に色々と挙げて行く。

だから、ゴルファーの方々の目も、そういったところに向きやすくなっているのではないか?と思います。

でも、この写真の私自身は、上記に挙げたようなこと、全く考えてない。
たまたま、写真に撮ってみたら、あぁ、ここではこういう感じになってたんだ、そうですか…なんて他人事みたいに思っています。(≧∇≦)

じゃぁ、何を考えて振っていたのか?と言うと
ゴルフスイング中の身体の動きのみ。

…スイングの分解写真を見て
「クラブの位置は」
「シャフトの位置は」
など、目で見て、よく見えるところの動きは、
こちらの木のイラストで言うと、
緑色の葉の動きを見ているようなもの。




よく見ないといけないのは、緑色の葉に隠れて見えにくくなっているけれども、枝や幹ではないかな?と思います。
そして、その枝や幹は、どのようにして動かされているのか?…ですよね。

ブリントとして配布する、このスイングの写真を見て、「表面上に見える動きを細かく観察しない」ように。
由々しきゴルファーの目になってしまわないように、気をつけて…(≧∇≦)

この動きは、あくまでも結果論として、授業を進めて行きたいと思います。
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