ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

『不道徳教育講座』

2010年11月15日 | 読書 ・鑑賞・観劇録
現在、私の公休日は、月・火曜日。

公休日は…。

ゆっくり身体を休める。
ヤボ用を片付ける。
ショッピング…と言えば聞こえは良いけど(笑)、生活に必要なものを買い出しに行く。
のが、基本。

その他、公休日に楽しみにしていることは、時間が空けば、カフェでの読書。

あまり時間を気にせず、ゆったりと、読みたい本を読んでいる時が、至福の時(笑)。

でも、読書が好きだから、真面目だとか優等生だとか思ってもらっては困ります(笑)。

単に、自分の好きなように、誰に気がねすることもなく、わがままに時間を過ごしたいだけで、そうしていることが好きなだけです。

本日も、ヤボ用を、午前中に済ませ、午後過ぎから、時間をわがままに好きなように使っている(笑)。

で、本日のお供は、今年の夏に買っておきながら、そのままにしていた、三島由紀夫の『不道徳教育講座』。

本の題名からして、ホントに真面目ではありませんね(笑)。

でも、この本、物事の本質がズバリと書いてあるように思える。
軟弱ではなく、骨太。
優等生ではなく、賢い悪童。
生真面目なものではなく、お笑い的な要素も含まれていて、時々、クスッと笑える。

『「みのるほど頭の垂るる稲穂かな」などという偽善的格言がありますが、みのればみのるほど頭が重くなるから垂れて来るのが当たり前で、これは本当は、「みのるゆえ頭の垂るる稲穂かな」と直したほうがいい。』と書いてあった。

確かに、その通りだと思えた。

中途半端に、頭が重ければ、垂れなきゃいけない。
だけど、本当に重くなれば、自然と垂れる。

やたらと謙遜するでもなく、卑しく謙虚になるでもなく、意識して頭を垂れるでもなく、人の評価に構うでもなく、ごく自然に垂れてしまう。

それでこそ、ホンモノ…と思えた。

…仕事には、直接関連しないけれど、こういう「面白い!」と思える本に出会えると、いい公休日を過ごせた、と嬉しくなります。
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