ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

記憶の整理

2007年10月08日 | ゴルフの空 その3
先日の『2007AAMプレーヤーズチャンピオンシップ』。
…このコンペにご参加下さった方々から、コメントを頂いたり、メールを頂いたり、また、言葉を交わせたり…。
「楽しかった」「悔しかった」「また、次に向けてがんばろうと思った」などのご感想のほかに、「○番ホールで○打たたいてしまったんですが、○番ホール~○番ホールまでは、自分ででも上出来だった」とか「あのショート(ホール)で、こんなことが有って…」とか「○番ホールのバンカーで、こんなことが有って…」などお話下さる方々もいらっしゃり…。
振り返ればよみがえる記憶や、鮮明に心に残っているプレーが、いくつもお有りなんだろうな…と言う印象。。。
こういうコンペの時のラウンドって、何故か、何故だか、よく覚えているものですよね。

だけど、「バンカーで3回も打って…」とか「○番ホールで右にOBしてしまったんだよなぁ~」とか、イヤ~な記憶として残りそうなことは忘れるに越したことはない、と思う。
でないと、そのイヤ~な記憶がトラウマになって、今後のプレーにも悪影響を及ぼす恐れ有り…。
過ぎたことは忘れる。
記憶から消し去りたいようなミスは、「まぁ、あんなことも有るわ」と軽く流す。

それより、ド緊張しながら打ったけれど、上手くいった。
あのラフから、思いのほか上手く打てたとか、”上手くいった”ことは、何度も振り返り、自分の記憶として、しっかり脳に身体にインプットしておく。
そして、それを自分の技術の蓄積や、自信として行けた方が、次に繋がる…。

できれば、記憶に残っているプレーの中で、良かったプレーを何度も思い返すようにしておく方が、今後の技術の蓄積も上手くいくと思いますよ。。。

…ジャック・ニクラウスだったと思うが、世界的にも有名なプロゴルファーが、試合でシャンクをし、、、その後の講演会で、聴講していた人から「あなたは、あの試合の、○番ホールで、シャンクをしたが、実は、自分もシャンクが時々出て、困っているんだ。だから、シャンクを直す方法を教えてくれ…」と尋ねられて、、、「はて?そんなことが有りましたかな?」と答えたらしい。
その聴講していた人は、「覚えていないはずが無い、もしかしたら自分はバカにされているんではないだろうか?」と思い、、、「目の前で、あなたのシャンクを、この目で見たんだ!」と怒るように言ったらしいが、そのプロは、「???」と言う表情。
本当に覚えてない、忘れてしまっているようだった、、、とのこと。

覚えていても仕方の無いミスのことは、早く忘れる。
思い返すだけで、自分で自分が腹立たしくなるようなミスの記憶なら、できるだけ、思い返さない。
それより、「あれは、良かった~!!」「頑張って耐えてプレーできたっ!」と思える記憶のことは、しっかり思い返して、自分のものにする。

記憶の整理も、次へのステップになりますよ。

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